ゆみの日記


[prodeced by 桃香ゆみ]

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ポケコロ、エルネア王国にハマってますわ
桃香の、日々きままなお話。
たまーに更新(笑)

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■ タイトルリスト ■

サイシン日記


名もない小説
[2006年04月28日(金)]

陽は燦燦と容赦なく地に降り注いでいる。
あたり一面見渡す限り、不毛の大地が続いている。
荒れ果てた大地。その荒れ果てた大地に陽は容赦なく降り注いでいる。
気温が高く、時折蜃気楼で水面が見える。
水!?と期待して近づいてみるが、やはりそこには荒れ果てた大地だけが
ただ広がっていた。
彼女。は気がついたらここにいた。
昨日まで、さっきまで都会の雑踏の中にいたはずである。
彼女の記憶が正しければ。
スクランブル交差点の真ん中で、向こうから来た人とぶつかりそうになり、
目を閉じよけ、上を向いた・・・。
そうした彼女の目に飛び込んできたのは、都会の雑踏ではなく
荒野だったのだ。
彼女は、わけがわからなかった。
夢を見ているのかと思った。
しかし、夢ではなかった。
彼女は、わけがわからずただひたすら人を求めて歩いた。
歩きに歩き、そして、彼と出会ったのである。
昨日 明日


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