みゆきの日記
DiaryINDEX|past|will
昨夜、8時過ぎにやってきたエージェントとオーナー親子は10時過ぎまで帰らなかった。 つまり、交渉は超難航したというわけ。
100万くらいは払っても仕方がないかなと思っていた私たちは、 相手が250万から一歩もひかないのに相当がっかりさせられた。 250万って・・・すごいお金だよね? ちょっと考えが甘すぎたかなぁ・・と反省しきり。 だって、そこまで払わされるとは思っていなかったのだ。 私たち、住まないんだし、次の誰かに貸せればそれでいいんじゃないの? もし賃料が下がって損が出たら差額は払うといってみても、 聞く耳持たず。 とにかく自分たちがどれほどショックを受けたかをずっとしゃべり続け、 契約満了までこっちに残る方法はないのか、などと言ってくる始末。
そりゃ一生懸命探してやっと見つけたテナントがたった半年で出るといったら、 がっかりすると思う。 大変だと思う。 私の父も家を貸していて、その手のトラブルが絶えず苦労しているのを知っているからわかる。 でも、8か月分の家賃を払わせることが出来るなんて思えなかった。 私たちは出来るだけ双方のダメージがないようにと、代替案をいろいろ考えたのに、 金を払えの一点張り。 本当に不動産を持つのはこの時代、苦痛でしかないんだとか情に訴えてくるのね。 でも同情してそんな大金払えるほど大金持ちじゃないんですけど・・・。 どちらかと言うとこっちに同情して100万くらいで手を打ってくれるかと期待してたのね。
あまかったね。私が言うと、あまかった、マジで甘すぎた、手を打っとくべきだった、と、 トモユキは頭を抱えた。
エージェントは、こんなケースは初めてだから弁護士に相談してみるって言っていたけど、 なんだか疲れきってしまった私たち。 そもそも契約期間を全うしなかったこちらに非はあるわけだし・・。 とにかくもうこの国のインド人にはうんざりだ。 トモユキなんて、この国自体にうんざりしたと言って、 さっさと帰りたいと言い出す始末。
最後にこんなトラブル、嫌だなぁ・・・。 家具は出来ればオーナーに引き取ってもらいたかったんだけど、 そんなこと言い出す雰囲気にもならなくて、 (彼は、私たちが突然出ると言い出したことにひどく立腹していたので) 仕方がないからフリーマーケットで全部売り払うことにした。
これも、大変そう・・・だけどがんばってやるしかない。 リロケーションって本当に大変。
*****************
そうだ、こんなくだらないことに気を取られて大切なことを忘れていた。 昨日、菜子が初めて(いきなり)英語をしゃべったのだ。
`What's there, Mama?`って。すばらしい発音で。
すごくない?これってすごくない?
これは実は映画(美女と野獣)のなかのチップの台詞。 何度も見ていたから覚えちゃったんだろうけど、 びっくりした!そして感動しました。
|