みゆきの日記
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2005年05月19日(木) 風邪ひいた

昨日お友だちが遊びに来ていて、途中からなんとなく鼻炎っぽくなってきて、
からだもなんかだるいかも・・と思っていたら。
夜になってから熱が出た。

38.5度。
菜子が生まれてから初めてかもしれない・・。
お友だちが帰った後のお茶の食器を片付けることもできないまま、
なんとか菜子にご飯を食べさせて8時ごろベッドに入った。

トモユキは仕事の食事で帰りが遅くなり、10時半ごろ電話がかかってきたので、
熱が出たことを伝えると・・・。
すごく心配してくれると思ったのに。

「ああ、そう。何度?38.5度か・・結構高いね。とにかく寝てなさい。
 ところでさ、ニューヨーク(オフィス)の電話番号わかるかな?
 ちょっと電話しなきゃいけないんだ。悪いね。」

私はベッドから起き上がりながら、起き上がるのもだるいのに、
家に帰ってからじゃダメなの?ってちょっと不満に思った。
でもそれは一刻を争うことだったらしい。

帰ってきてからも、私のおでこにちょっと手を当てて熱いな、と言ったきり、
また別室にこもって電話をし始めた。
30分くらい、続いていたのではないかと思う。
ベッドに横たわったまま、それをぼーっと聞いていて、
英語、うまくなったなァ、、と思った。
この人は、毎日こうして戦っているのだ。
熱が出たんだから心配してーなんて、私も甘いな。
もし熱を出したのがトモユキだったとしても、彼はきっとこうして仕事をしなくてはならないのだろう。
トモユキでなくてよかったな、と思った。

いつの間にか、うとうとしていた。
電話が終わったらしいトモユキが、キッチンでコンロに火をつける音が聞こえた。
カップラーメンでも食べるのかなーと思っていたら、

「みゆちゃん、これ飲んで。」

温かい飲み物。
しょうがの香りがする・・・。
飲んだら体が温まって、たくさん汗をかきながら眠りに落ちた。

朝起きたら、おろし金を探してあちこち開けたらしい跡が・・・。
しょうがも切りっぱなしで置いてあるし。

でも嬉しかった。
汗をかいたシャツを着替えさせてくれたりもして、
私はどうも照れくさい。

ちょっと不満に思ったりして悪かったよ。
仕事大変なのに・・ありがと。
ちょっぴり涙が出ちゃいそうなくらい嬉しかった。


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