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戦争始まった。
湾岸戦争の時は小学生で教室のテレビで空爆の様子を眺めてたの思い出す。 当時、戦争になるって聞いた時は怖くて 「どうしよう第三次大戦に発展したら」 とか心配してたなあ。
はだしのゲンや蛍の墓、学校で見せられた第二次大戦の映画やビデオなんかで小学生の私は戦争に対する恐怖心を持っていました。
でもテレビ画面で伝えられる「戦争」は映画なんかより全然リアリティも迫力も無くて。
戦争ってこんな簡単なものなんだって思った。
その後も沖縄旅行に行った時に戦争を体験した方の話を聞いたり戦争資料館へ行ったりしました。 クラスメイトの女の子が資料を見つめて泣いているのが印象的だった。 日本が体験した戦争は今でもすごく怖いし冗談じゃないって思う。 思うんだけど。
湾岸戦争の時よりよっぽどリアリティが感じられなくなってるんです。 遠い国の出来事。テレビの中の出来事。 しかも一般市民は巻き込まれないよう配慮されてるんでしょ? 巻き込まれて亡くなる人は可哀想だし居た堪れないけど第二次大戦みたいに何万人もじゃないでしょ? なんて。酷いよな、自分。
去年出された課題で「どうしたら地球上から戦争がなくなると思いますか?」 っていうのがあったんで一生懸命考えました。 本当に戦争が無くなるためには地球上から人間がいなくなるしかないでしょ。 って答えしか出せなかった。 それじゃあまりにも絶望的なんで提出したものにはおとぎ話のような奇麗事を書きましたが。
すべての事に通じて言えるけど私1人があがいたってどうしようもないのに、 と思ってしまう。 反戦デモがいたるところで起こってるのを観て無駄なのになあ、とか。 私みたいな考えの人が多いからこんな世の中なのかな。良くないな。 日本に爆弾降ってきたりなんかしたら全然違うんだろうね。 あと徴兵制があったら。他人事でいられなくなる。
もう何が正しくて何が正しくないのか難しくて。 人間の数だけ考え方が存在するんだから一筋縄じゃいかないよね。 とにかく早く戦争が終わること。犠牲者が最小限度にとどまること。 それを希望するだけ。それしかできない。
今日はとっとと寝ます。 論理学を聞きながら眠りにつけることもこうやって日記書いてることも当たり前なことではないのかもね。 無くして初めてその大切さに気付くってやつです。 わかってはいるんだけど痛みはすぐに忘れてしまう。 人間だから仕方ないか。
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2003年03月20日(木)
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