GOOD SHOW! DIARY...つばさ

 

 

『修羅のみち』 - 2001年05月12日(土)

哀川翔の代表作とも言える『修羅がゆく』。
この作品好きだったからね、当然期待の今作。
同じ主演、同じ監督、同じ製作会社でもってタイトルに「修羅」の文字。
そりゃあ、期待大でしょう。

もっとも、全くの同じ条件で
『修羅の抗争 極道はクリスチャン』なる作品も製作・公開されました。
しかも、シリーズ第一弾、ってな文句までついて。

ま、此処のところの哀川翔作品、
何かといえば「修羅」って言葉をつければいいってな風潮があるようで。
それってちょっと???なんだけどね。
例えば『借王』と同じ原作者による復讐物語『蛮王』。
これが哀川翔主演になると『修羅の蛮王』となる…なんだかなぁ。
あるいは黒沢清監督作品『蛇の道』と『蜘蛛の瞳』。
これがビデオリリース時には『修羅の極道 蛇の道』『修羅の狼 蜘蛛の瞳』に。
全く、作品の雰囲気など意に介さないビデオタイトル…困ったものだ。
ちなみにこれには後日譚があって、
「ま、その方が売れるなら…」と了承した黒沢監督とは対照的に
「そんなつもりで(この作品を)やったんじゃない」と激怒ったという翔さん。
うふふ、やっぱ素敵っす…って閑話休題。

話は『修羅のみち』
やっぱり、『修羅の抗争』より、
こっちが正統な『修羅がゆく』の後継だと思うんだよね。
理由は色々あるけど…。
『修羅がゆく』のラスト、瀕死の本郷、必死の形相で歩を進めながら
「ここでくたばるわけにはいかねぇ。ここで俺がくたばっても、
必ずや別の誰かが、この修羅のみちを歩むことになる」と告げました。
今作に、微妙にリンクしてると思わない??
んで、その別の誰かが今作の主人公「吉田春男」ってワケさ。
まだ実際に作品は見てないんだけど、相変わらず、仁義に篤い男でね、
紛れもないヒーローなんだけど。
伊能に代わる今回の宿敵は「黒田虎男」as松方弘樹さん。
また、これが相変わらずの狡猾で嫌〜なやつでさ。
で、2人の決着、つきそうでつかない、ってなところもまんま『修羅がゆく』。
他には、吉田の親大神に夏八木勲さんとか、関西のドンに丹波哲郎さん、とか
結構錚々たるメンバーが揃ってる模様。
ついでに吉田(脚本では)ラブシーンもあるぞ!(笑)
けどね…う〜ん、どうだろう。
『修羅がゆく』あそこまで盛り上るかなぁぁ。
ちょいと不安なんだよね…別に確とした根拠はないんだけど。
強いて言うなら…「本郷流一」に比べて平凡過ぎる「吉田春男」って名前と…
冒頭で一度死んでるって設定かなぁ。んなバカな…。
しかも心臓近くに弾丸が残ってるし(爆)

あ、でも、実際に翔さんて、2度、生き返ってるのよね!
真実は映画より奇なり…ってことっすか


...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home