燃えています。 デジカメが欲しくなってきた。デジタル亀井静香ではない。 この衝動には身に憶えがありすぎる。 いわゆる「衝動買いがしたい」衝動だ。 おれの衝動買いは一般人(見下し)のする、「あっ、これ欲しい!買っちゃえ〜」とかいうそれとは違う。 ゲームソフトを例に挙げよう。 「このソフト面白そうだな」こうなると、まずそのソフトに対するデータを集めだす。 まずは本屋さんで立ち読みの嵐。 「メーカーは?」「価格は?」「評価は?」「ゲーム内容は?」「戦争モノか?」「愉快か?」「泣けるか?」「人気はあるのか?」「絵は誰が描いた?」「シナリオは?」「これを買ったところでプレイする暇があるのか?」「あの娘は元気かなぁ?」「カバオくん、お父さんの入れ歯見つかった?」 などなど、データを集め、想いをめぐらす。 それで、だんだんと欲しい衝動が強くなってゆく。 で、大概のものはデータ集めをしようがするまいが買ってしまう運命にあるんだなぁ。
そんなわけで、デジカメの情報をどんどん吸収しているおれ。 「ふんふん、400万画素、130万画素モード・・・」 「3倍光学ズームねぇ」 「スタンバイは速い方がいいよなぁ」 「MP3ついててもしょうがないっしょ」 「なるべくコンパクトなやつがいいな」 「チェキ(ポラロイドカメラ)もなんだか欲しいんだよなぁ」 「チェキッ娘ってどうなったん」 「市井沙耶香が一番かわいかったのに」 「・・・FinePix4500がいいかなぁ」 ただの最新機種に落ち着こうとしている哀れなおれ。
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