無理矢理日記

2001年04月17日(火) 大好き三井さん。

土曜日に三井グリーンランドに行って来ましたよ。
三井グリーンランドって何かって?
それは遊園地なのですよ。
それ以前に土曜日のことを日記に書くのはどーかと言う声が上がるとは思いますが、そこはそれです。
この日記のタイトルを思い出してください。

無理矢理日記

そう、無理矢理です。
ついでに言えばなげやりです。
そしてネタは使い回しです。
さらに昨日のネタです。
使いまわすの早過ぎです。
サイクルが短すぎです。

ほんでその遊園地です。
遊園地など行くのはかれこれ2年ぶりでしょう。
楽しんできました〜。
ほとんどの絶叫マシンは制覇しました。
すぱは絶叫マシンが苦手そうなイメージをもたれているような気がします。
一応言わせてください。

おれは君らが思っているほどへタレじゃないんだ。

足ぶらぶらのコースターとか、後ろ向き宙返りコースターとかちゃんと乗りましたよ。
あるものは大体乗りました。
けど、1個だけ怖くて乗れなかったやつがあるんです。

立ち乗りジェットコースター「風神・雷神」

恐ろしすぎです。
ジェットコースターを立ち乗りなんです。
立った姿勢のままそこそこのレベルのジェットコースターに乗るものと考えてください。
で、おれも一応こいつにのろうかどうか検討したんですよ。

へタレじゃないんで。

乗らずに見ていたんですが、恐ろしいです。
きをつけの姿勢のまま縛られて乗っているようです。
もし安全装置が外れるという事故が運転中起こったなら・・・。

きをつけの姿勢のまま大気圏脱出でしょうか。

ブルブルブル。恐ろしい。
しかし、ここでこうやって見ていてもしょうがない。
幸い、「風神・雷神」には座り乗りバージョンもあります。
コースはほぼ同じ物です。
ここはひとつ、座り乗りバージョンのほうに乗ってみて、行けそうだったら行ってみよう。
そんな風なことになりました。
並んで、係員の人の誘導にしたがって乗りこみ、安全装置がウィィ〜ンと降りてきました。
これでおれの身の安全は保障されたはずです。
少し緊張しながら発車を待つおれ。
おれらのコースターの隣にはもうひとつコースターがありました。
カンの良い方ならお察しでしょう。
そうです、立ち乗りバージョンのコースターです。
この「風神・雷神」は座り乗り、立ち乗りが同時発車なのです。
立ち乗りのコースターには若いカップルやヤンキーやらなにやらみんなが緊張の面持ちで乗っていました。
若干年零層は立ち乗りのほうが高いような気がしました。
「みんな勇気あるなぁ・・・」

ぷしゅ〜・・・ガタンゴトンガタンゴトンガタゴトガタゴト・・・。

ふいにコースターが発車しました。
最初から結構なスピードを出して、坂をかけ上がっていきます。
そして頂上・・・。
すごいスピードでおれ達はかけぬけました。
「うひょー」

普通に怖ェェ〜〜。

ああ、こりゃ無理だぁ。
立ってなんか無理だぁ。
そんな事を朦朧とする意識の中考えて、やがてコースターは終点付近で減速し、止まりました。
そして一瞬の後、立ち乗りバージョンのほうがおれらの止まった場所の隣のレールに止まりました。
そしておれはそちらのほうを見てみました。
どんな感じだったですか〜。
怖かったですか〜。

おれは見てしまったのです。

見てはいけないものを。

そこには・・・。


顔面蒼白、放心状態のヤンキーねーちゃんが。

目は死んでました。
もちろん口は半開き。

立ち乗り乗らない。決定ッ!!


ほかにもグリーンランドにはいろいろ絶叫マシンがあるのですが、1番怖いと知る人の間では名高いのが「スーパーバイキング」というマシンです。
これはガレー船?に見たてた船に乗りこみ、吊るされた形のその船がブランブランと振り子のように動いて最終的には地面とほぼ直角な角度にまでゆれるというモノです。
たぶん、これ系の絶叫マシンは全国各地の遊園地にあるものと思われます。
いたってスタンダードなマシンであると思います。
その証拠に、パンフレットなどを見てみても、「スーパーバイキング」の扱いは非常に小さいです。
前述した「風神・雷神」や、足ブラブラ状態でのジェットコースター「NIO」、5分もの長時間の巨大コースター「GAO」などが前面に押し出され、「スーパーバイキング」のことは微塵も触れられていません。
おれの知るかぎり、グリーンランドのことを特集した雑誌などでも触れているものは無いと思います。
しかし、これが一番怖いのです。
風神・雷神立ち乗りを経験していないので断言は避けますが、おそらく上をいっているでしょう。

「スーパーバイキング」
見た目は怖くありません。
普通に振り子運動を繰り返すものです。
だんだん高度は高くなります。
最高角度はほぼ地面と直角。
したがって、船の端っこの部分に座っていると地面を目線に眺めます。
そして、体を襲う無重力の感覚。
おれはこの無重力感覚に弱いので余計に怖く感じるのだと思いますが、こやつの怖さの秘密はこれだけではないのです。

船に乗りこみます。
長いすがいくつも並んだような格好の船。
最高級のスリルを味わうために最後尾へ。
ドキドキしながら運転開始を待ちます。
やがて降りてくる安全バー。

安全バー?

そう、この安全バーが曲者です。
上から降りてくるのですが、途中まで降りてきてロックがかかります。

体に触れてない安全バー。

少し浮いてます。
しかもこいつはももの辺りを固定してくれてます。
座った姿勢でももの辺りです。
そして体に触れてないんです。

この船が最高角度に達したときッ!

落ちようと思えば落ちれるわな。

つーか、自分の足とか腕とかで体を支えてないとマジ落ちそうです。
ひじょーに怖いです。
向かい側の人は余裕で手放しとかしてましたが。

きっと足は必死で体を支えてんだろ?


この船に乗っていたとき、おれが最も多く発した言葉は「きゃー」でも「うわぁ〜〜」でも「助けて〜」でも「お母さ〜ん」でもなく、


「もういい、もう落ちる・・・」

何度もイキました。


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