今日は別段書くこともないので、歌の話でも。 おれは周知の通り邦楽派です。 なぜ洋楽派ではないかというと英語が弱いからです。 おれは歌を聴くときに詩を楽しみたいので、意味のわからない言語は困るのです。 心にストレートに響かないというか・・・。 なんか上手く説明できませんがニュアンスは伝わると思います。
今日、「桃」という曲を聴きました。 主人公の男が桃が好きな彼女と桃狩りに行って、そのとき自分の悪い面を反省する話です。 彼は自分の尊敬する彼女のようになりたいと思ってました。 でも自分は逃げてばかり。 彼女に頼ってしまおうとしている自分がいる。 あるとき、彼女にたずねました。 「ダメなところたくさん見つけてもどうして嫌わないで一緒にいるの?」 彼女は答えます。 「そんなことで変わるような気持ちしかない人に好きと言われるのは自分も嫌だから」 そして彼は背の低い彼女を抱えて桃をもがせます。 桃を取って地面に足をつけた彼女は彼に笑ってこう言うのです。 「一緒に食べよう」
おれはなぜかこの歌にものすごく打たれました。 主人公の男がおれに近いのかもしれません。 おれの好きな人がこの彼女と似ているのかもしれません。 例えばこんな人と一緒になれるといいですね。 ひさしぶりに涙がこぼれました。
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