無理矢理日記

2001年05月01日(火) ファッション談義。(違)

昨日何を見たかというと、「タイタンズを忘れない」という映画を見たのです。
最近観た映画は「バトルロワイアル」「アンブレイカブル」となりますが、いまいちピリッとしなかったこれらに比べると格段にいい映画でした。
やっぱ70年代のノリっていいね。
とってもカッコよかったです。
ちょっとウルりときてみたり。

ほかに今日はネタというネタが無いですね。
だからちょっといつも不思議に思っていることを書こうかなと。
本当はコラムに回すべきかもしれないけど。

みなさん雑誌って読みますか?
まぁ、読むでしょうね。
特になにも趣味のないおれでも何らかの雑誌を読む機会はありますから。
で、ここでは車雑誌とかゲーム雑誌とかパソコン雑誌は多分関係ありません。
ファッション雑誌、もしくはそれに準じる流行雑誌がメインでしょうか。
あんまりおれは読まないですが。
ああ、あとなんかのTVとかでもいいと思います。
皆さんこんな単語を聞いたことあるでしょう。

「着こなす」

「定番のジーンズをさらりと着こなしている」
「薄手のジャケットをざっくり着こなして・・・」

おれは常々この言葉に疑問を持っていました。
「〜こなす」ってのはおもに何かの仕事をするときに使う言葉ですね。
「彼はあの仕事をこなした」
「やつはどんなゲームでもやりこなす」
みたいな感じでしょうか。

で、「着こなす」です。
服を着るときにこなすもなにもあるのでしょうか?
シャツなら着て、ボタンかけるだけです。
100人中100人そうです。
だれが足からはいて街を闊歩しているでしょうか。
いや、そーいうやつを着こなしているとかいうならわかるんです。
斬新な着方ですから。
でもそーいうのじゃないでしょう?
例えば、だれかモデルがシャツを着こなしているとか言う記事を見て、写真を見ても、普通の着方と変わらないです。
ボタンをいくつかはずしてある程度のニュアンスを漂わせることはありますよ。
しかしそれは誰でも思いつくことだし、やっていることでしょう。
街を探せばオタタな人でもそんな着方をしてる人もいるでしょう。
しかし、そいつは着こなしているとは言われないわけです。

「シャツとボトムの配色やバランスで着こなしている」って言う意見もあるかもしれません。
でもそれでは日本語的におかしいでしょう。
「シャツを着こなしている」というからには、全体のバランスうんぬんではないはずです。
シャツ単品で考えるべきです。
そう考えると、「着こなす=似合う」という意味でしょうか。
これならわかるんです。
「あいつは赤いシャツを着こなしているな」
ではなく、
「あいつは赤いシャツが似合っているな」
これなら日本語としてすごく自然だし、おれも納得します。
あとは「うまく合わせている」とか言う表現とかね。
この場合はしかし全体のバランスを指すことになりますが。

ようするに、モデルとか、ファッションセンスのいいといわれている人達を上位視しようとする傾向なんですかね。
おれは服とかってのは、全体のバランスがすべてであって、ほかの要素は必要無いと思うんですよ。
配色とディティールのバランス。半分ずつくらいだと思っています。
話がそれましたね。
とにかくおれには「着こなす」という言葉がしっくりこないということです。
なんとなくみんなどんな風に考えているんだろうと思って書いてみました。

さぁて、そろそろツッコみますか。


「定番のジーンズをさらりと着こなしている」

他にジーンズどんな着方があるねん。


「薄手のジャケットをざっくり着こなして・・・」

ざっくりってどんな感じなんですか。


最後にこないだなんか見たやつです。


「見事にこのTシャツを着こなしていますね。さすがです」

Tシャツなんか誰が着ても一緒!


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