無理矢理日記

2001年07月22日(日) 熟した誘惑。

先日、店先の駐車場にですね謎の物体があったわけです。
どんな物体かというと、ほのかな酸味を放つ有機体で液状でした。
1歩店先に出るとその芳醇な香りが鼻につきます。
育ちの良いおれは、「これは一体なんだろう、誰の贈り物だろうすばらしい」
などとおもって眺めていました。
そのゲロりとした液体はますますの芳醇な香りを放ち、おれの胸にはなんだか熱いモノがこみ上げてきました。
「ああ、おれはこの物体に感動しているのか」
などと思っていましたが、この熱いモノを放出させるのはなんだかはばかられたのでなんとか飲みこみました。
店にくる車も、この素敵な有機体を踏み潰してはいけないとわざわざ避けて止めてくれています。

しかし、何故にこんなものを店先においていってくれたのでしょう。
一体誰のプレゼントでしょうか。
すべての出来事には何か意味があるはずなのです。
考えてみました。

1.酒をあおっていた上司と部下が店に寄った。上司が仕事に対する熱い思いを打ち明けると、部下も感動し、胸に熱いモノが込み上げ、放出した。

2.一組みの男女が訪れた。男は女に淡い思いを抱いており、店先で耐えられなくなってその思いを彼女に伝えた。彼女はいたく感動し、彼に向かってこみ上げる熱いモノを放出した。

個人的には2番だと面白いと思いますが、とにかくこんなモノを店先に置かれちゃ迷惑なんだッ!!
何度流しても流れやしないので、スズメに食わせて自然処分しました。


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