無理矢理日記

2003年03月03日(月) 卒業式。卒業生お別れの言葉。

「うららかな春の日差しに、桜のつぼみも膨らみ」
「暖かい、春が来ました」
「今日は、ぼくたちのー」
「わたしたちのー」
『卒業式ー』
「振り返ってみれば、思い出がいっぱいです」

「沢村君がいきなり3年をシメたー、入学式ー」
「人がバタバタ倒れたー、校長の話ー」
『校長の話ー』

「騎馬戦で死傷者続出、血で血を洗った、運動会ー」
「月に一度の、文化祭ー」
「そして、秋の修学旅行ー」
「いきなり、よその学校に絡む、沢村君一味ー」
「ホテルを木刀を持った人に囲まれ、ヒヤヒヤしましたー」
『ヒヤヒヤもんでしたー』

「いつもガラスが割れていた教室ー」
「懲戒免職になった、生活指導教師ー」
「よく盗まれたー、給食費ー」
『給食費ー』

「みんなで力を合わせたー、期末テストー」
「いつの間にか近隣の学校をシメていた、沢村君ー」
『沢村君ー。いえ、沢村サンー』

「今日で、この校舎ともお別れなのだと思うとー」
「胸が、いっぱいです」

「おとうさん」
「おかあさん」
「こづかい上げろー」
『こづかい上げろー』

「それはさておきー」
「今日、ぼくたちー」
「わたしたちはー」
『卒業します!』

「沢村君以外ー」
『沢村君以外ー』


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