| 2007年06月03日(日) |
30系前期セルシオの走りは? |
納車の興奮もぼちぼち覚めてきたこの頃ってことで、冷静に31前期セルシオの走りについて簡単にインプレしますね(^^)

総排気量 4292cc 最高出力 280ps(206kw)/5600rpm 最大トルク 43.8kg・m(430N・m)/3400rpm 車両重量 1870kg 全長×全幅×全高 4995×1830×1470mm 燃料消費率(10/15モード走行) 8.9km/L !
2代目20系後期セルシオと全長・全幅は全く同じ、全高が1415から1470�个砲覆蝓△舛腓辰箸世映悗�高くなったなぁ、ですね。
しかも全長は2代目と同じなのに、75mmもホイールベースの延長を果たしています。
初代→2代目の時は35mmのホイールベースの延長を行っているので、合計ではじつに110mmの延長になります!
このことは結果的に前後オーバーハングの短縮ということになり、運動性能の追求と室内空間の確保に対する意気込みを感じますね。
パット見レベルでもシャープな印象の20系に対して、全高が55�亶發�なった30系前期はヘッドライトの丸みも手伝ってポチャっとしてて愛嬌のあるフェイスしていますよね(^^)
エンジンは300CCアップの3UZ-FE型4300CC、最大トルクの発生回転数が20系後期の4000rpm(41.0kg・m)から3400rpmに引き下げられています。
20系後期に比べ約100キロの重量増に対しての回答として、低速トルクを太くし動力性能の維持と乗り易さの向上を狙っているのが分かりますね。
排気量を増加(300CC)させると、懸念されるのが燃費と排気浄化性能ですが、なんと燃費は20系後期と全く同じ 8.9km/L !(凄い!)、さらには超・低排出ガス基準も達成させるあたりにトヨタの世界企業としてプレステージカーをリリースしたことに対する自信と技術力の高さを感じますね。
4300CCのV8で超・低排出ガス基準をクリアさせたこと、これはライバルとなる車たちが試みようともしなかった大変な偉業で、それをサラッとやってのけるトヨタの技術陣の尽力に敬服の思いがしますね。 (いやいや、サラッとじゃないですね、まさに神業レベルだと思います)
ちなみに30系セルシオ、アメリカのULEV基準、ヨーロッパのステップ�鹸霆爐皀�リアして、世界にも類の無い環境に対して真剣に考え結果を出している唯一のプレステージクラスの車になります。
<裏話> 日本車で初となる超・低排出ガス車認定の栄誉を狙っていた30セルシオですが、30セルシオ発表の前日に発表された日産 シルフィにその栄誉を奪われてしまいました(^^;)
クリアな排ガスは1インチ平方あたり900セルというスーパー触媒の採用、エグゾーストマニホールドのステンレス化とその構造のシンプル化などで達成されています。
ボディの空気抵抗値(CD値)は4ドアセダンでは世界トップの0.25! ちなみに初代10系は0.29、2代目20系は0.27で、代を追うごとに進化していますね。 ちょっと懐かしいフェラーリ テスタロッサで0.36、2ドアで優雅なスタイルの憧れのメルセデスSL500(R230)で0.29、アルピナのE60ベースのB5で0.29、最終型のホンダ NSXで0.30、2ドア2シーターのハイブリッドカーのホンダ インサイトは0.25です。
大人がゆったり乗れる4ドアキャビンのセダンボディを持ちながら、空気抵抗値0.25を達成させるなんて、トヨタの技術力には脱帽ですね。

これは30系セルシオの下からの見た目です。 まるでレーシングマシンのように床下面がフラットパネルで覆われています。 空気抵抗値を下げるための努力の一端を見ることができますね。
20系は床下にあるデコボコ面を隠すように所々にカバーを設置していましたが、30系は基本的に床下にデコボコを作らない設計をし、さらに可能な限りフラットパネルで覆うことでボディ下面を流れる空気を整流して空気抵抗を低減させているようです。
実際に走った感じは?
まずエンジンをかけると、かすかなセル音とともに4300CCのエンジンが動き出します。 車外で聞いているとエンジン音はそこそこ聞こえますね。
ところが、車内に乗り込み、ドアをバムッと閉めると、これがというか、やっぱりというか、極めて静かですね。
前愛車の21前期セルシオと比べると、ほんの少し静かかな、という感じ。 20系でも十分に静かでしたからね、ほんの少し静かな30系前期の静かさは、もう十分ですよ〜!っというレベルですね。
ちなみに、何かかすかな音が気になるなぁ〜(TT)っと思い、調べたら・・・腕に付けていた自動巻き腕時計のかすかな機械音でした(^^;)・・・そろそろ時計オーバーホールかな。
振動もほぼ無し、不快なノイズも無し、ドアを閉めると、まるで静かな部屋にいるかのような静寂に包まれます。
アクセルを踏むと、意外にも車体は軽く前に出ます。 低速トルクがたっぷりとあるので乗車車重で約2トンのボディの重さを全く感じさせない走りですね。 転がり抵抗(フリクション)など徹底的に煮詰めてあることも手伝って、とても滑らかに静かに軽やかに走りますね。
アクセルをググッと踏み込むと、これが速い!速い! まぁ、43.8kg・mもあるトルクがわずか3400回転で出ているので、当り前かも。
大きな力で背中からグッと押されているような、まるでスポーツカーに乗っているかのような加速ですね。 大きなボディ、愛嬌のあるフェイスからは想像していなかった加速力に少々驚きました。 浮遊感の全く無いエアサス制御と相まって、フル加速時でも安心感があります。(ちなみに30前期の0→100km/hは6.7秒です。)
加速の具合を20前期と比べると、20前期も速いけど穏やかな面があるのに対して、30の加速は鋭さを感じるレスポンスの良い加速って感じですかね。 加速度の頂点までに要する時間が早い感じかな。
燃費は町乗りで4〜5キロ前後ですね。 路面に吸い付くようなエアサスなので、ついつい踏んでしまいますね。 もっとエコな走りをすれば燃費は上がると思います。

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