偽 薬
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2002年07月19日(金)  蝉時雨。




11時ごろ集団で歩いている子どもたちを見て、今日が終業式だと気づく。
そうか、夏休みになるのねえ。

あの声はなに?と尋ね、「蝉を知らないの?」と驚かれた。
蝉の声は「じーんじーん」という激しい耳鳴りのようなものかと思ってた、
あのような澄んだ音色だなんて、もちろん私は知らなかった。

山百合と明け方の蝉の声は感傷を誘うのだそうだ。
百合の小道に招待される。
静かで涼しく、切り取られた夢のようである。

ギボウシを裏庭の林の中に見つけ、一株掘る。


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