また母が夢にでてきた。マンションとアパートを見に行く。ちょっとのつもりが遅くなって昼食は午後二時を回る。行きと帰りにさくらやもくれんをたっぷりと眺めた。小雨の中に明るくかすんで、夢のような景色だ。帰ってみれば、あひるが自分で小屋の中に入っていた。これはめったにしないことなので驚いて「なにかいやなことがあったのか」と尋ねても、小さな声でぴいぴいと鳴くばかりである。