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■■■ 師走の1発目
■■■ 2002年12月01日(日)
とうとうなっちゃいましたね、12月。
超多忙な12月。
忘年会で飲みっぱなしの12月。
サンタさんも大忙しな12月。
先生も走る12月。
ついでに俺も小走りしちゃおっかなぁーの12月。
今日の様に「午前中睡眠」「午後誰もいない職場で黙々とお仕事」のような日
は何も考えず、何もおきません(困ったもんだ)
そんな日の日記は、日ごろ考えてて答えの出ない事について。
◆幸福論◆
仕事で成功してて、自分の家持ってて、かっこいい車に乗ってて、可愛い子
供がいて(これまた出来が良かったりして)、普段そこはかとなく自信に満ち
溢れてる人っていますよね(たまにですけど)
そういう人に出会った時なんか「サクセス」=「幸福」って思ってしまいます。
そんな人と、少し話してみて(特に一緒に飲んだりして)感じるんですが、やっ
ぱりなにかしら苦労してるんですよね(あたりまえですが)「昔凄く辛い経験し
た」とか「自分の時間が無い」とか「実は持病を持っている」とか「家庭が半分
崩壊してる」とか「友達と呼べる人が居ない」とか・・・やっぱり「私」の部分を
切り売りしてでも努力してるから世間にも認められて成功出来て、その証が
手に入る。
部下や後輩からも尊敬されるからオーラも出てくる。
俺も組織で働くサラリーマンですから競争はあります。
実力をつけて「出来る奴」に成りたいとは思うんですけど、「私」の部分を犠
牲にして努力するっていうのにはなかなかなれない様です。 (それ以前に「人間性に問題がある」って意見もありますが)
まぁ、「仕事順調=幸せ」なんて事を言いたいわけじゃないんですが、競争社
会で一日の大部分を過ごしていると、そんな事も考える訳です。
就職して10数年経ちますが、「褒められるような事」とか「目立った績」も無く
「出世」の経験もありません。「借家」に住んでて普通の車に乗ってます。
そんな普通のサラリーマンですが「幸福」ではあります。
「自分の限界を決めて楽になった」とか「居心地のいい環境で満足」じゃな
いつもりですよ。
「普通」の幸福にも相当努力は必要ですし、その努力はしてるつもりです。
学生の頃「ロックスター」の歌詞に感化されて自由に生きていく事が美しく
て、ルールに縛られた大人にはなりたくないと思ってました。
もし今の自分をあの頃の自分が見たら失望するかもしれませんが、はっきり
教えてあげたいです。
社会にも、職場にも、人間関係にも、家庭にも、道路にも・・・全てにルール
があってその全てを守った上で自由に生きる事の大変さと、素晴らしさを。
そして「普通の幸せ」っていうのが凄い事だってことも。
※この辺まで考えると、答えがわかんなくなっちゃうんですけどね。
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