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■■■ DAME
■■■ 2005年03月21日(月)
※注 本日の日記には、一部誤解を与えかねない表現があります。 本日の日記には、同業者の方に良くない影響を与えかねない表現があります。
以上の事を御理解頂いた上で、御閲覧くださいませ。
先日、当直をしていた時の話です。
この日は、とても忙しい夜でした。
なにせ、救急外来だというのに1時間近くの待ち時間が発生しておりました。 その間、救急車が「来ては去り、去っては来る」を繰り返しておりました。
中には、待っている間に熱が下がってしまう方がいるほどに。 中には、待っている間に蕁麻疹が治ってしまう方がいるほどに。
夜中なのに昼間のような活気溢れる当直をしておりました。
もちろん、医師も看護師も必死に治療にあたっておりました。 ついでに俺も、気忙しく立ち居振舞っておりました。
そんな状況が、3〜4時間も続いた頃でしょうか。 ある瞬間、ふいにワーキングハイ状態に陥ってしまったわけです。
ひっきりなしに掛かって来る電話の対応をしながら、点数計算を行い。 当直の看護師に目配せをしつつも、こんな事を考えておりました。
「お大事にぃ〜」って変な言葉だよね とか。
正確には「お大事にぃ〜」自体が、変な言葉なわけではなく。
同じ言葉を繰り返し言っているうちに、元来の言葉の意味が分からなくなる。。。 とでも言いましょうか。 普段、なんとなく社交辞令的に使っている「お大事にぃ〜」に、いかほどの心がこもっているのか。。。 とでも言いましょうか。
つまり。 言う方も、言われる方も「なんとなく受け流している」言葉には、どれほどの先入観があるのかと言う事が気になってきたわけです。
「もしかして似た言葉なら、違う言葉言っても分かんないかもね」
そんな事を、パニック寸前のワーキングハイな脳は考えておりました。
ただし、相手は患者さんですから。 ご病気の方ですから。 お客様でもありますから。 失礼な態度をとってはいけません。
■第1回(チキチキ) 「お大事に」は、どこまでが「お大事に」なのか選手権■
なので「お大事にぃ〜」と言いながら、心の中では「似た言葉」を探しておったのですよ。
お大事にぃ〜♪ (御大臣にぃ〜♪)
お大事にぃ〜♪ (右大臣にぃ〜♪)
普通に考えても、案外簡単に見つかるものですね。
お大事にぃ〜♪ (織田裕二にぃ〜♪)
お大事にぃ〜♪ (お大豆にぃ〜♪)
ちょっと無理があっても大丈夫。 ただ、忙しさを紛らわすためのものなのだから。
お大事にぃ〜♪
えっ!? (←患) はいっ?? (←俺)
・・・ ・・・

お大事にどーぞぉー♪
チーン! 終了。
面と向かって、違う言葉言っちゃダメダメ。
しかも、それに気付かれちゃダメダメ。
さらに、ごまかそうとして目が泳いでちゃダメダメ。
【結論】
だから、仕事中に日記のネタなんか考えてちゃダメダメ。
だから、真夜中に人としての限界を超える仕事してちゃダメダメ!
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