へろへろ雑記
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2001年02月20日(火) |
Newsletterより |
ヘンリー・マクレイシュ首相は長年に渡って失言で有名でした (どこの国にでもこういう人はいるらしい) 。が、そんな彼も英国議会での経験のおかげか、とある敵対陣営の議員の姿勢を『議会に相応しくない言葉なのでウェストミンスター (英国議会) では使えないが、"h"で始まって"y"で終わる言葉だ』と表現しました。彼は『偽善 (hypocrisy)』と言いたかったのですが、とあるSNPの女性議員が即座に『ヘンリー!』と叫び、議会場は爆笑の渦になりました。
--- どうせヤジを飛ばすなら気の利いたヤジを飛ばしてほしいですよね(^-^)!
開発業者がグラスゴー郊外の高級住宅地での新規住宅造成の一部としてモスクを作ることを希望しています。以前にも東レンフルーシャーにモスクを建てる計画を提出していましたが却下されており、イスラム・コミュニティに最も近い礼拝の場はグラスゴー中心に程近いモスクとなっています。東レンフルーシャーではイスラムのコミュニティーが増大しているだけでなく、スコットランドで最も大きいユダヤ・コミュニティーがあります。
スコットランドの島嶼地方 (the Western Isles) ではかつて厳格に安息日が守られていて、子供がブランコで遊ばないように土曜日の夜から月曜の朝までロックしていました。現在ではそれほど厳格ではなくなったものの、現在でも日曜日はフェリーも飛行機もありません。 Great Bernera島の住民の80%は日曜日にフェリーがあれば利用すると答え、質問に対する解答率は98%と驚くべき数字に上りました。しかしWestern Isles議会はこの問題について住民投票を行うことを拒否しています。
--- 私は日曜日にLewis島にいたことがありますが、島は本当に静かでした。新聞が届かなかったのはフェリーの便がないからなんですね(^^;。
エディンバラでは毎日1時に時間を知らせる大砲が鳴らされていましたが、1953年から使われていた25-pounder howitzer (?大砲の種類?)に代わって、9月から105mmのlight gun (?これは何でしょう?) が使われることになりました。『The One O'Clock Gun』はイギリス国内で唯一残っている軍用時間砲です。この伝統は19世紀に始まり、エディンバラ郊外のリース港に停泊する船の正確な点検時間を知らせる目的で始められたものだそうです。
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