 |
 |
■■■
■■
■■ バリウムについて
2003年01月23日(木)
今日は定期健診の日。少し憂鬱だったけど、定期健診は大事なので頑張って早起きして病院に行った。憂鬱の一番の原因は胃部レントゲン。実は胃カメラは結構好きなのだけど、あのバリウムだけはどうも好きになれない。絶対身体に良くないに決まっているのに、なんであんなもの飲まなければいけないのだろう。
心電図、採血、聴覚など一通り検査が終わって、とうとう胃部レントゲンの番になった。嫌だなと思っていると、看護婦さんに紙を一枚渡された。そこには『レントゲン撮影をする前に飲んでいただくバリウムは、10年前は濃度130%のものを300ml飲まなければいけませんでしたが、技術の発達により、今では濃度200%のものを180ml飲むだけで良くなりました。』なんてことが書いてあった。それは、なんだか「ほーら、すごいだろう」と威張っているようでもあり、「こんなに頑張ってるんだから、文句は言わせませんぜ」と脅迫しているようでもあり、少しむっとしてしまった。
名前を呼ばれ、部屋に入ると炭酸顆粒を小さなカップに入った少量のバリウムで飲まされた。胃カメラのときは水で飲ませてもらったのに、と少々反抗的になりながらも、まな板の鯉だから文句は言えない。そして、渡されたバリウムは自慢するだけあって、確かに量が少なかった。何年か前にレントゲン検査をやったときは、「グランデ」だったのに、今回は「ショート」程になっていた。そして、「一気に飲んでください」と言われたのにげっぶがでそうで苦しみながら飲んでいたら、「あ、残していいですよ」なんて言ってくれた。前は、一滴も残さずグランデサイズを飲まされていたことを考えると、驚くべき技術の進歩である。少し、自慢する気持ちがわかった。
しかし、事後は前と変わらず大変で、今でもちょっとおなかが痛い。今日は夜中の12時から電話会議があるのだけど、大事な会議なのでトイレになんか行っていられないのだ。どうしよう、心配で胃が痛くなってきた・・・。
|
|
 |