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■■ 人間不信
2003年05月13日(火)
大袈裟かもしれないけれど、人に騙されることが度重なると人間不信になってしまう。騙すよりはいいと人は言うけれど、騙されるのってやっぱり辛い。右の頬を打たれたら左の頬を??とんでもない、人間的に未熟な私はそんな風に思えなくて、どっちかって言うとハムラビ法典的に考えてしまう…。
先週、私が抱えているあるプロジェクトについてヒアリングをしたいと、某中央銀行出向の高梁さん(仮名)という人がオフィスにやってきた。彼らも似たようなプロジェクトをやっているらしく、先行してスタートしている我々のプロジェクトに興味を持ったのでいろいろ教えてほしいと言われたのでお会いすることにした。高梁氏曰く「おたくのプロジェクトとうちのはバッティングしないので、ぜひ協力しながらやっていきたい。こちらも情報提供するのでぜひおたくも情報を提供してくれないか」ということだったので、先行している我々のプロジェクトの詳細を教えてあげたのだ。彼らは某中央銀行の沿革団体で非営利だし、高梁さん自身も品が良いと言われている某中央銀行出向者だしそんなえげつないことはしないと高を括っていたのが悪かった。彼は、実にえげつなかった。
今日、某都市銀行の人と話をしていたら、そのプロジェクトの話題になり、「そういえば昨日高梁って言う人が来て、XXXX(うちの組織)のプロジェクトは全然ダメだしどうせ上手くいかないだろうから、ぜひうちのプロジェクトに参加してください、なんて暴言吐いていましたよ。また会いたいって言っていたから、今度来たら首絞めときましょうか?」なんて言うのだ。ショックで言葉がなかったが、とりあえず「首、絞めといてください…」とだけ言っておいた。
しかし、よくよく考えてみれば、単に私が甘かったんだな。サラリーマンの男性社会というのは実にえげつないものだということをすっかり忘れていた。ここにいたら性格がどんどん悪くなってしまいそう。ぐすん。
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