ヒトリゴト partIII
 Moritty



頑張るということ

2003年10月08日(水)

今日の夕陽はとてもきれいだった。オフィスのビルの西側の窓からは、ちょうど秩父や奥多摩の山並みが見え、その黒い山並みと茜色に染まった雲と、陽光を受けて光る高層ビルのコントラストが見事で、暫くの間見とれてしまった。年とともに映画や音楽、日々の生活の中での感受性は衰えてきているのに、自然に対する感受性(というか渇望)は高まってきた気がする。これもやはり年を取ったからなのか、それとも都会に長く住んでいるからなのか。

私は良く頑張りすぎだといわれる。多分そうなのだけど、実は、「頑張っている人」はあまり好きではない。というのも「頑張る」という言葉からは、何か息苦しい感じがして、「私、頑張ってます!」という雰囲気をかもし出す人と一緒にいると、何となく疲れてしまう。もし、私もそんな風に周囲の人を疲れさせているとしたらちょっと嫌だと思う。ただ、矛盾するかもしれないけれど、頑張らない人も好きではない。「どうせ頑張ったって同じだよ。」と斜に構えている人を見ると、なんてつまらないんだろうと思ってしまう。

でも、考えてもショウガナイ。私は私ができるようにしか出来ないのだから。(でも、やっぱり頑張ろうとしちゃうんだろうなー。)

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