ちきちき日誌




2000年11月17日(金)
ご苦労様です?ううん、そんな事ない。

…今日は昼バイトがお休み。…お休みだというのに!
おいらときたら今日も4時間で目が覚めてしまった。(大泣)<まぁでも調子が悪い訳ではないので、もうほとんどあきらめてマス…。

今のわたしが起きてて家にいる時やる事といえば原稿描き。
21日にTちゃんが家に来るのでそれまでに少しでもペンや指定の入っている原稿を1枚でも多く上げておかないと。
今日は賢ちゃんの学校を描く機会があって、とても楽しく描く事ができた。(おいらは変わった建物を真似して描くの大好きなのだ)
「ハッ、そういえば今日は郵便局へいかないと」
年賀状はもう買ってある。切手も今は足りている。
今回は為替を買いたいのだった。
これは前の日記でも少し触れている「アニメ●ィア全員プレゼント」に応募するためである。
2ヵ月連続で本誌の応募券を集めて1000円の小為替を同送すれば『デジモン02オリジナルCD』が全員にもらえる(というかこういうのって半分売ってる様な気が)と、いうものだ。
早速郵便局で小為替を買い、郵送した。発送は来年2月ということである。そのころ、自分忘れていそうで恐い(-_-;)


原稿がノッていたが、夜バイトにいく時間になったので出かける。
なんだか道行く人達が恐い。
ああ、まただ。
実はわたし、こういうことがかなり頻繁にある。
理由はハッキリわかっている。自分が「現実世界」に戻って来ていないのだ。
朝からどっぷり8時間も原稿に浸っていたので(また御飯を食べ損ねた…)、すっかり頭の中が「自分世界」になっているのだった。<戻って来い、自分
こういうときの自分は妙に感受性が豊かで、ちょっとしたことにも刺激を感じてしまい、不安定なのだ。
「やばいなぁ…」
と、思いながらもなんだかボーっと別の空想をしている自分。
これでバイト大丈夫なんだろうか。

今日は珍しく、行き掛けに帰宅しようとする昼勤の人たちとすれ違った。
今日はどうやらかなり暇らしい。
「やっぱり今日休めばよかった……」
そうしたらもっと浸っていられたのになぁ……。


わたしを現実に引き戻してくれたのはバイト友達のTちゃんだった。
彼女はY沢さんと「ソース漬け」するわたしの横で、I(わ)さんと同じくソース漬けのお仕事をしながらお喋りしていた。
「N●Kの番組で『海の生き物たち』っていう番組をやってたのね」
彼女の話はこうである。
ある海域ではオニヒトデが天敵もおらず、のうのうとのさばり海の生き物達を食べまくっている。が、自然とは良くできているもので食べられる側の生物達は食べられまいと『進化』をとげたという。
その『進化』と言うのが……
「ウミシダ(海藻?)が根っこ引き抜いて逃げるんだよ!」
ガーン!!
「イソギンチャクも岩から離れて海泳いでんだよ!」
がぁーん。
「なんだそりゃあ!」
思わずツっ込んでしまった。
あ、なんか喋れる。自分戻ってきたようだ。(「あっち」にいってるとほとんど喋れない)
うーむ…こんなことで。(笑)


おうちに帰って再び原稿を始める。描いているうちに賢ちゃんのパパとママの資料がない事に気付き、ビデオを見て設定起こしをする。
それを横で眺めていた姉貴が言った。
「本を作る為とはいえ、ご苦労な事だよねぇ…朝から晩までビデオ見まくってさ」
「だって、元々プライベートな時間がほとんど無いんだもん。そういう時にするしかないじゃないのさ」
「とは言えよくやるよ」
「あれ?」
そういえば姉貴は知らなかったっけ?
わたしはいつも、4コマを作る時はこれをやっているのである。わたしにとっては『当たり前』のネタ探し&資料出し作業なのだ。
ああ、確かそれをやっていた時、わたしはまだ実家に住んでいて…ヤツは別なところに住んでいたっけ。ヤツは見ていないのだ。
「わたしにとっては完全なマニュアル作業だから。いつもやってる事だから苦にならないよ」
「そうなの?」
「うん」
ハタから見るとただの変なヒトだけれどね…。(^_^;)
「おいら楽しくてやってる事だから」
「ふうん」
言いながらなんとなく再認識。やっぱ自分、今本当に「デジ(賢ちゃん)好き」なんだなぁぁぁ。
「さて、やるか」
そして今日も飽きるまでやるのだ。
………大好き。

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