映画「ディアボロモンの逆襲」感想
※2001春東映アニメフェアをまだ観ていない方にはネタばれになってしまいます。注意! ※観る予定がない方はOK!
映画「ディアボロモンの逆襲」感想
うーん。実は観に行く前、賢ちゃんオンリーイベントなどがあったので少し他の方から感想など聞いていたのですが(ネタバレしない程度に)、その感想とはまた違う感想を抱きました。
と、いうのも聞いた感想では評判良くなかったんですよ、デジモン(苦笑)。 一番評価が高かったのが同時上映の「ジャンゴのダンスカーニバル」(WJの扉絵シリーズのアレ)(爆)だったんです…。 でもコレ、わたし個人としては上記のは構成的には良いけど声が!声がTVと同じく矢尾さんじゃなかったのが非常に不満です。期待していただけにガックリ度が…。
ととと、話がそれました。「ディアボロモンの逆襲」の感想。 うーん、難しいトコロですね。これは、このお話の前作になる2000年春東映アニメフェアの映画「ぼくらのウォーゲーム!」が下敷きになっている(間に入る2000年夏の映画は全く独立したお話)んですが、この作品の構成などの完成度がかなり高かったんです。 ので、続編にこの感動を再び求めて映画を観に行った方はちょっと敗北気分(笑)を味わってしまうのではないかと思うのですが。
なにせ、今回の映画には前作のような『目新しい』『斬新な』ところがありませんでしたから。 前作に忠実。音楽も前作のもの。(予算を削られちゃった?前作に忠実にしただけ?(-_-;)) いうなればかなりストレートな作品でした。 今回『新しさ』がなかったのは残念なんですが、ストレートな分、夏の映画よりはわかりやすい、子供向けになれるお話でした。 今回30分しか時間がなかったので(前回春は40分、夏は1時間(かな?))構成がTVアニメっぽくなるかな〜と思っていたんですが、思ったほどそうでもなく。でも大筋ちゃんと通ったお話で楽しめました。
お話はバラしちゃうと、ディアボロモンの前段階形態のクラモンの仕業で現実世界の交通が止まって、でも戦いのため子供達はお台場(東京湾)に向かわなくてはならなくなるんです。 で、一番遠い所にいたのが大輔&賢の02ジョグレスコンビ。彼らは渋谷からお台場に行かなくてはならず、結局どうしたかというと…マラソン(笑) えらい大変ですよ〜!!アレ! 何が大変かって、走っている大ちゃん賢ちゃんも大変ですが、それをチェックしたい心満々のおいら達ファンも大変。(笑) だってあの道のり走るんですよ?!思いっきし港区横切ってますゼ! 途中から丈センパイの助け舟(でも丈らしく失敗アリ)があったから大ちゃん賢ちゃんは良かったものの…。 わたしたちはどうすれば(笑)。
わたしはかなり大ちゃん賢ちゃん好きなのでそういうイミでは今回は2人の仲のよいトコロがほほえましかったです。 賢ちゃんが大輔を奮い立たせる為に言った台詞、「そんなことじゃ、僕からボールは奪えないぞ」はサイコー!!イエー!!(賢バカ)
あとは決戦地のお台場で、2人が別れ別れになったブイモン&ワームモンの所に駆け付けたいのに観客(子供たち)が邪魔をして駆け付けられない、というシーン。 「ブイモーン!!」「ワームモーン!!」 彼等の悲痛な叫びが届いて(ああ可愛い…<殴っていいです)、みんなが道をあけてくれるのですが…それが教会結婚式のお見送りに見えたのはわたしだけ…?? 幸せになってね賢ちゃん大ちゃん!(殴)
さて、平静に戻って(笑)。 技術的にはクラモンがサーバー内で繋がっているのが印象的でした。 あとはあのディアボロモンが何気(?)にそこらじゅうで太一&ヤマトを探していた所かな。
そして前作ファンには嬉しいシーンもあって。 またもや丈センパイは被害を受け(笑)光子郎は茶をガブガブ、とかね〜(トイレいついくのかと思った/笑) そして、太一とヤマトと空の関係が一部でとりざたされていますが(無印は太一&空02はヤマト&空という関係になっていたので)、それは今回「3人はこんなにも仲が良い」というカタチで決着(?!)されていました。 「まさにドリカム状態!」と言ったら一緒に観に行った面子に笑われてしまいました。え、「ママレードボーイ状態」の方が良かったですか?(殴) でも、これはある意味中途半端な逃げともとれるのですが、わたしはこういう微妙な関係が大好き。 これからどうにだってなれるもんね。さて、続きはがんばって描いて下さい、同人作家さん達♪
今回は平日に観に行ったので子供の反応っていうのがわからなくて(観客は皆小中学生のいかにもアニメファンですというお子様達でした<いや、わたし達の方が大きいのでかなりみっともないんだけど(-_-;))、それはちょっと残念です。 この作品は子供には認めてもらえるのかしら?
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