東京の片隅から
目次|きのう|あした
「『ちゃんとした』コートってどんなの?」という質問に答えるべく、一日ウインドーショッピングにつきあう。 でも今どき、スーツの上にマウンテンパーカーを着ていても(青島刑事スタイル)ダッフルコートを着ていても何もいわれない御時世、いったい何が「ちゃんとした」ものなのかは疑問。 誰に言われたのか聴いてみると「お母さん」だそうなので「多分こういうのを言うんじゃないのか」と幾つか見せてみて、本人も納得が行ったらしい。 買うかどうかは分からない感じ。 あまり服装に頓着しない人ではあるし、一緒に出歩く私もあまり気にしないので何も言わなかったが、本人なりに気にしているらしい。ぷぷぷ。 でも、土日にあまりちゃんとした格好されるのはこっちが嫌なのだ。私も休みの日はストッキングをはかない、ラフな格好ばかりである。人に後ろ指差されないだれていない格好ならばそれでいいと思っている。
でもそういうことを考えるのは、私は就職するまで「毎日制服を着た」ことがないからかもしれない。洋服というのは、毎日着るもの、着回しがきくもの、と考えている。 はやりを追うよりも、実用を中心に考えてしまうのだ。ハヤリモノが似合わないだけって言う話もありますが(笑)。
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