東京の片隅から
目次きのうあした


2000年12月14日(木) 蜜柑

母が夏蜜柑を貰ってきた。夏蜜柑など食べるのは久しぶりで、こんな味だったかと再確認する。酸っぱく、苦く、甘くない。水のような味。私は結構こういう味覚が好きなので、黙々と食べていたが(でもちょっと砂糖はかける)、好き嫌いが別れるだろう。萩に夏蜜柑を丸ごと砂糖につけた菓子があったが、あれも甘いよりも酸っぱさと苦さが先に立っている。
そういえば、マーマレードも結構好きで買ってくる。

柑橘類の味覚は甘い・酸っぱいというよりも、苦いといった方が私にはしっくりくる。
敢えていうなら、温州蜜柑系よりも、グレープフルーツ系のほうが好き。レモンとか。でもレモンってしょっぱくない?

小さい頃、温州蜜柑が苦手だった。蜜柑が、というよりも、房の周囲の白い筋が苦手なのだ。子供の頃は、その白い筋を全部取って肉肉しい房を並べてからでないと食べられなかった。他にも葡萄を全部房からもいで並べてみたりとか、かなりキテレツ(笑)。
今でこそ筋は大雑把に取れば食べられるが、それでも人から見るとまだ結構神経質らしい。


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