東京の片隅から
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アメリカの連続テロのニュースは見るたびに新たな情報が伝わってくる。どうやら犯人が絞りこまれてきたようだ。 それにしてもガレキを片付けるだけで数カ月、死者は数千人に登るという。 ニュースを見るのはつらい。でも、新聞だけでも読むようにしている。 それにしても気になるのがこういう時に一斉に出てくる「外交評論家」「中東専門家」。そんなに簡単にひとくくりにできるほど大雑把なジャンルではないはずなのだが、それをくくってしまうのが、日本のイスラムに対する理解度のレベルなんだろうと思う。電話でインタビューに答えている分にはまだ冷静な人も多いが、スタジオにいる人の中には「晴れ舞台」に舞い上がってしまって浮かれているように見える人もいる。 でもキャスターもリポーターも同じだ。きちんと事実報道に徹している人、日本人の安否しか気にしていない人、勝手に自分の意見を付け加えて暴走する人、さまざまである。 一番腹が立ったのが、事故映像を編集して放送する時にBGMを入れた局。アクション映画と勘違いしていないか?ものすごく不快だった。 湾岸戦争、阪神大震災の経験はTVにはないらしい。 結局映像情報が欲しい時はNHKを見ている。
ミッションスクールに通ったし、大学ではイスラム史も履修した。専攻は中国。社会科の教員免許もとった。一応ベースフォーマットは真面目に勉強したつもりだけど、それでも自分に信仰心がないからなのか、対立軸がよく判らないところがある。 自分と違う考えの人がいる。自分の常識は他人の常識ではない。ただそれだけのことではないのか。 アメリカ合衆国は自分達が胸を張っていられるほど世界中から愛されているわけではないけれど、それでも一般人を巻き込むのは間違っている。 しかし日米両国の首脳が今この時期に両方とも非常に内向きなのは嫌な雰囲気。石原都知事も帰ってこなくていい。
この事件はただの報復では終わらないだろう。報復に成功すれば、アメリカ合衆国は一時的には勝者になるかもしれない。でもまた血は血を呼ぶのだ。日本も否応なく巻き込まれるだろう。その時どうあるべきなのか。
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