いつもどおりばたばたと家事をして一日が過ぎる。用事があって自転車で上野へ出かけたのだが、どこからかキンモクセイの甘い匂いが漂ってくる。どこだろうと見回すと、それは公衆便所の隣。いいのか悪いのか微妙な感じである。会って話したいなぁと思う人がいるのだが、自分の用事があったこともあって、ついに出かけなかった。もう会えないかもしれない。人のつながりなんて、案外切れやすいものだけど、それでも、あなたたちの決断と未来に光りあれ、と私は祈るだろう。