東京の片隅から
目次|きのう|あした
ぶらぶらと散歩に出る。路地裏を抜けてあちこちの猫に挨拶しつつ谷中の朝倉彫塑館まで。そしてまたぶらぶらと戻ってくる。 「谷根千(谷中・根津・千駄木)」と一口にくくられることの多い地域だが、実は街の雰囲気は全然違う。歩いてみるとそれがよくわかる。どこも寺町だが谷中は芸大、根津は東大、千駄木は日本医科大学を抱えている。それぞれの学校の雰囲気が町に影響を与えているように思う。
谷中霊園は花見の客でいっぱいだった。面白いのが、基本的に花見客は近所の人で占められていること。ごく普通の(脚を折り畳めない)ちゃぶだいを持ってきているグループ、外国人だらけのワールドワイドなグループ、ウッドベースやギターなどを持ち込んでジャズセッションと化しているグループなど、どれも個性豊かである。嫌な雰囲気ではないのは、昼間の花見だからだろう。もっとも夜の墓地で花見をする気にはならないが。
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