東京の片隅から
目次|きのう|あした
音楽を聴きたいが、どうも人の声は聞きたくない。 ふと思い出して引っ張り出したのがグレン・グールド「インベンションとシンフォニア」。 ピアノを習っていた人なら弾いたことがある、基本的な楽曲なのだが、プロが弾くとそれはまるで別の曲。強弱緩急をつけながら音が上がったり下がったり。ピアノ、それもモノラル録音で足踏み、椅子の鳴る音、彼の鼻歌すら入っているものなのだが、どんな曲よりも染みる。 高校生の頃耳コピしようとしたことを思い出す。家のピアノは今は亡きフクヤマだったし(音が非常に柔らかい特徴がある、家以外では見たことがない)あの音の軽やかさは真似できようもないのだが、それでもせずにはいられなかった。
またピアノを弾きたくなった。
|