東京の片隅から
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「下流の宴」、原作は新聞で全部読んだけど、テレビドラマはスタイリストさんが登場しないのが物足りなくて(笑)何となく見ていなかった。 あの人は結構小説のキモだと思うんだよなぁ。 学歴に異常にこだわる母親(と祖母)。 中学受験したけどドロップアウトした息子。 中学受験でいいところに入れたけどメインストリートからは外れてしまった人。 中学受験でいいところに入ってそのままいい大学に行って世間の王道を歩いている人。 それぞれの対比がよく描かれていたと思う。 自分も中学受験した人間なんであーこういう人いたよな、と思うところもあったりした。私はメインストリート脱線組。
作者の連載後のコラムで「主人公は専門学校を出て(大学は行きたかったが下に弟たちがいたのでやめた)フリーターとはいえ同じところに勤め続けているのだから負け組ではない」という読者からの投稿にビックリした、とあるのを読んで、あぁこの作者にとっては4大卒以外は「負け組」なんだ、という(まぁ普段からコラムなどを読んでいればわかるんだけど)認識を新たにしたり。
でも小説を読んで思うのは、あの母親が一番失敗したのは娘は公立にやって息子を中学受験させたことだと思う。 一昔前の「女の子はほどほどの学校に行ってお嫁に行けばいい」という発想だったのかどうなのか、実際に姉弟の性格を見ればどっちが中学受験向きかわかりそうなものだけどなぁ。 息子はのんびり公立で、娘はばりばり進学校にやるも良しエスカレーターで女子大あたり行かせるも良し、のほうがそれぞれの人生丸く収まったと思う。
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