| ライブはやはしアツかった。 |
ライブ服ってどんなもんなんだろう。 やはしTシャツとジーンズだろう。 でもこの微妙に寒い微妙な季節に薄着はキツい。 熟考した上の結論はキャミに長そでシャツ、セーターというもの。 肌寒さなど覚えつつ、しかも途中雨まで降ってきて、 その上道に迷いつつもなんとか心斎橋ミューズホールへ。 開場10分前位に着いたら、もう貸しロッカー一杯で 結局荷物は持ちながらってな具合に。あぁ。 肩かけズックなんかにしなきゃよかった。 とか言いつつもだんだんと開場。 会場はそんな広くはなくて少し戸惑う。 結構な待ち時間の後、映画からスタート。 映画ってどうなんかな、とか思ってたけど、 見てみたら結構はまってた感じでわぁーって思う。 バンドは3組。韻シストってバンドから始まった。 ACIDMAN以外全く知らなかったんだけど 正直、韻シスト、格好良い。え、なんだ、スゲェ格好良い。 今までRAPをなめてた。ごめん。ホントごめん。 繰り出される言葉の渦に視線が釘付け。 彼等のライブ、単独でも行ってみたいなと思った。 次に出てきたのがブラッドサースティーブッチャーズてトコ。 聞く音楽が偏り過ぎな私でもNUMBER GARLの名前位は知ってるわけで。 つまり凄いバンドなんだ、て位は判るわけで。 実際は大音量過ぎてあんまり良く判らなかったのですが。 音が氾濫しすぎてて、メロディラインが聞き取れない。 ギターテクニックとかは物凄いんだろうなーとか思った。 でもこの2バンドの間はやっぱり皆大人しかった。一部を除いて。 でもって、ついにACIDMAN。 いきなり皆が前に移動を始め、急にぎゅうぎゅうしだして。 でもって長い間幕が降りたまま、楽器のセット、チューニング。 ざわつく会場内に時折響くドラムやギターの音。 長い長い時間の後、Slow Viewが流れ出し、幕がゆっくりと開いた。 叫び出す観客。 左手からゆっくりと3人が登場した。 観客の狂騒に便乗して、というより流されて、 何時の間にか私はかなり前の方へ移動していて、気がつけば 目の前に頭3つ位しかない。え?え?近い! 大木さんの帽子にネックレスもハッキリ見える。一悟サンのヒゲも。 「アレグロ」で始まり、前半はアップテンポの激しい曲が続く。 「造花が笑う」「飛光」「Free White」熱唱、熱演。 でもってモッシュする人も続々。頭の上を通過する人、人。ヒィ。 一番やって欲しかった「赤橙」も聞けた。 引き摺〜り♪てとこで、踵を浮かせながら歌う仕草が。仕草が! 後半は「spaced out」を始め「聞かせる」歌に。 最初の一声から、演奏と歌がずれているように感じてしまったけれど 最後の「静かなる嘘と調和」は物凄く綺麗だった。
本物の歌を生で聞いている、て実感がなかなか湧かなかったけど ほんの2メーターもない先で熱唱してる大木さんの姿が ああ、って思った。赤橙で本当に泣きそうになった。 近くで、表情や流れる汗まで見えるくらい近くで。 凄いなぁ。本当、凄い。 ああ、格好良いなぁ。多くの言葉では表せられないけど。
前の方で、自分で動くのもままならなかったし、 皆でジャンプするもんだから強制的にジャンプさせられてしまうし 右に左に揺られまくって、一度皆で右に倒れてしまったし (しかも皆起き上がって少しでも前に行こうとするし) モッシュで前に送られて来た人の頭が鼻にクリーンヒットもしたし 最後の方、大音量に頭を揺らされて一時目が見えなくもなったけど もう物凄いパワーに圧倒されまくってしまった、けど! また行きたいって言えるな。 ああ、良かったな。
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2003年03月25日(火)
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