| Rohypnol【ロヒプノール】...ケンジ |
自殺 - 2004年10月04日(月)
幼なじみが死んだ
その知らせは偶然だった
何度も携帯番号を換えてる僕に
友達は連絡かとれなかったらしい
土曜日は今までの愛を洗い流すように酒を飲んでいた
午前２時、泥酔状態に偶然入ったスナックに
黒い服を着た旧友達がいた
「お前、何をやってるんだ」と怒鳴られた
おそらく覚えてないのだが
「ふざけんな、このやろー」とかと口走ったと思う
「何でこなかったんだよー」と泣く旧友
訳が分からずに闘争心は消えていった
幼なじみが死んだことを聞かされた
僕もしばらくは涙した
彼が昔よく吸っていたというハイライトを
タバコを吸わない僕は死んだ彼のため沢山吸ってやった
日曜日、酷い二日酔いのまま最後の顔を見に彼の実家へ行った
僕の実家から数百メートルしか離れてないのに
最近はほとんど会っていなかった
昔、ランドセルを放り投げて良く遊んだ部屋に通されて
そこに彼は眠っていた、安らかに眠っていた
その隣には彼の小さい分身が小さい肩を振るわせ
枯れ果てた涙を流していた
僕も涙した
僕の中では一番付き合いが長い友達の彼の死は
こんな状態の僕に色々なことを教えてくれた
高校生になってグレた彼だったけど
いつも僕を影ながら守っていてくれた
そして昨日、また彼から守られた気がした
キミと過ごした幼少期のことは絶対に忘れない
そして一生キミに感謝している
本当に本当にありがとう
でもな、、、
死には順番やタイミングってあるとオレは思うんだ
それを勝手に変えるようなことは、、、、、、、
それは自分にも言えることだった
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