これは仲直りなのか?(o'-' o)? |
夜中までケンカして、目が覚めたらもうお昼近かった。
だんなさんは、まだグーグー寝ている。
ちょっとやそっとじゃ起きそうもない。
私は一人でゴソゴソと起き出して、ネットをしている。
パソコンは寝室にあるので、横にだんなさんが寝ているのが見える。
なんかくやしいので、たまに蹴っ飛ばしてみる。
う〜んと言って少し起きるが、また眠ってしまう。
蹴っ飛ばして、う〜ん、蹴っ飛ばして、う〜ん、を何回か繰り返した。
お腹が空いたのでカップ焼きそばを作る。
カップにお湯を入れているとだんなさんが起き出して、ごそごそと着替えている。
何をしているのかと思っていたら、風邪の病院に言って来るという。
何を言っているんだか、もう午前中の診療は終わって午後は3時からだよと言うと、
何言ってんの、そんなの誰が決めたの?と反抗的な態度。
診察券を見てやっと分かったらしく、ふてくされたようにソファーに座っている。
出かけるしたくのまま。ダウンジャケットを着たまま。
ふと見るとそのままの姿勢でまた寝てやがる。
寒いのか両手を袖の中に交互に入れて、漫画に出てくる中国人のよう。
焼きそばが出来上がったが、なんか1人で食べるのも悪い気がして昨日買った肉まんをふかしてみる。
出来上がった肉まんのお皿をだんなさんの顔にくっ付ける。
寝ぼけまなこのだんなさんは、『くれるの?ありがとう。』と言ってもしゃもしゃと平らげ、また寝た。
私は車を点検に出すのに掃除をしなければいけないので、1人で駐車場へ向かった。
ずーっと前から片付けなくちゃって言ってるのに、だんなさんはまったくやりゃ〜しない。
風がビュービュー吹いてすんごく寒かったが、頑張って片付けていた。
トランクの扉が、風にあおられて降りて来て頭にぶつかりそうになる。当たるとすごく痛い。
ぐちゃぐちゃになったトランクと格闘していると、だんなさんが何してるの?とやって来た。
そして片付をちょっと手伝おうとしているので、扉が風で降りてくるから危ないよと言ったのに。
『ご〜ん!』と見事に脳天に直撃。また不機嫌になっている。
捨てるためのゴミをまとめたビニール袋が切れてしまって、ちゃんと口を結ぶことが出来ない。
だんなさんは、別の袋を持って来ればいいやと言ってすぐあきらめてしまう。
私は何とかなるんじゃないかと思ったので、それを取り上げて結びなおしていた。
『そういうところが、ムカつくんだよな。どうしようもない事をなんとかしようとして。』
珍しくこんな憎まれ口をきいただんなさん。
でも、この言葉には深い意味があるんじゃないかと考えれば考えるほど思えてくる。
だんなさんはそのまま怒ったように病院に行った。
帰ってきた頃には気分転換をして、少し普通に戻っていた。
それから買い物に出て、夕飯を買って、とするにつれてだんだん雰囲気も戻ってきて、
何かをきっかけに笑った所から、
実は笑うきっかけが欲しかったんだとだんなさんが言い出して、普通どおりの二人になった。
昨日は、1日中大変な上司と一緒でいっぱい嫌な事があったらしい。
でも、次の日がスロットだという事をココロの支えに頑張った。
そして、お店の下見もして狙う台も決めて、
しかも明日に役立つ本が出ていて、一所懸命勉強してた。
頭が痛いと言っても、転げ回ったり寝込んだりしている訳ではない私に対しての気配りが出来なかった。
自分の事で精一杯だったらしい。
そこへ私が文句を言い出したから、どんどん不機嫌になって行ったのだろう。
普段だったら、私の方もそんなだんなさんの気持ちを察することも出来るのだが、
昨日はあまりにもひどい頭痛で、とてもじゃないけどそんな余裕が無かった。
私はPDだったり不安障害だったりするけど、
まったく寝たきりで何も出来ないという事はほとんどない。
だから、こんなに苦しんでいる時くらい優しくしろ〜!!という気持ちが爆発してしまったのだ。
納得行かない、こんな冷たい人だったっけ?とムカムカしていた。
わがままなのかなぁ?
お互いに余裕がなかったから、久しぶりにあんなにひどいケンカになってしまったんだと思う。
健康だったり、ちゃんと休息が取れていたり、ココロに余裕があれば人にも優しく出来るんだなぁ。
元気になることは、自分だけでなく、自分の大切な人の為でもある。
いつも笑って過ごしていたいなと思う。
ほんじゃまか。
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2003年01月29日(水)
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