テフロン加工。 |
テフロン加工のフライパンが出始めの頃。
まだテフロンはとっても弱い物だった。
ちょっとでもこすったり、火を強くして使ったりすると、
すぐにハゲたり、加工の威力が落ちたりしていた。
その当時新発売された、テフロン加工の炊飯ジャー。
ご飯がくっつきにくいという触れ込みだった。
新しい物好きではない我が家でも、ちょうどジャーが壊れたので買ってみた。
それまでは、ガス釜で炊いていた。
今思うと、ガスの強い火力で炊いたご飯は美味しかった。
テフロンな炊飯ジャーで、一番めんどくさかったこと。
それは、釜のままお米をとげない、ということだった。
その釜でお米をとぐと、テフロンがハゲて効果がなくなるというのだ。
なので、いちいち他の容器(ボウルなど)でといでから釜に移す。
その頃まだ学生だった私は、共働きの母の手伝いをしなくてはいけなかった。
ただでさえお米とぎなんてめんどくさいのに、
他の容器に移し替えて洗うなんて、イヤでイヤで仕方なかった。
だから親が見ていない時は、その釜のままといでいた。
一応優しくはやっていたけど。
最近のテフロンは丈夫になって、少々荒っぽく扱っても大丈夫。
しかも値段もとても安くなって、ダメになったら買い替えればいい。
とは言っても、ちょっとくっ付くようになってしまったフライパンが、
なかなか捨てられない貧乏性の私ではある。
ほんじゃまか。
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2003年04月13日(日)
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