不安を手離す。 |
もうずいぶん長い間、不安とともに生きてきた。
朝起きてから、夜寝るまで、いや、寝た後も、
不安は私と共にあった。
20年も抱えてきたこの不安、
私にとっては息をするのと同じくらい当たり前のもの。
この不安は、私を苦しめるけれども、私の助けにもなっている。
不安に逃げ込むことで、現実から逃げる理由になった。
辛いことから顔をそむける言い訳になった。
なぜそういう事に、不安を利用しなくてはいけなかったのか。
それは私が、自分自身を受け入れてなかったから。
ダメな自分も、弱い自分も、だらしない自分も、ふがいない自分も。
全部私。
愛されるべき存在の私。
パニック障害も、アダルトチルドレンも、全部含めて私。
その私を受け入れて、許して、愛していくことで、
不安を手離せる日が来るかもしれない、と最近思う。
|
2003年06月11日(水)
|
|