たわごと
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半年ほど前のことですが、ふと思い出したことがあったので今日はそのことを 書きたいと思います。
ある日私は、二人の子供を連れて電車に乗って出かけました。 子供って目的地がどこであれ、電車に乗るってことだけで喜ぶので たまにはいいか・・・と軽い気持ちで出かけたんです。 行きはよかったのですが、問題は帰りです。 時間帯のせいもあったのですが、かなりの混雑・・・。 もちろん、座ることなんてできません。 当時4歳と2歳になりたての息子達・・・案の定ぐずりだしました。 二人揃って抱っこコールです。 私は後悔しました。独りで二人の子供を連れて電車ってのはまずかったなと。 でも、しょうがないのです。とにかく帰らないと・・・。 なんとか、なだめたりおだてたりしながら過ごしていました。 しばらくすると、同じ車両に乗っていた高校生が話し掛けてきました。 金髪の、かなり強面の体の大きな高校生です。 「ちょっとこっちに来て見〜」といきなり私達を呼ぶのです。 なんだろう・・・と思い呼ばれた方をみると・・・同じような恐そうな 男の子が3人いました。 私と子供達が恐る恐るそばまで近づいていくと・・・ 「しんどかったやろ、ここに座り〜」と言って席を譲ってくれたのです。 結局その高校生達は、席を見つけて座っては譲り、また見つけては譲り ・・・そんなことを繰り返して、最後までゆっくりと座ることなく 降りていきました。 人を見た目で判断してはだめですね。
・・・でも、本当に恐かったんです(笑)
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