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2001年03月03日(土) 小学校時代

先日、綿棒やベビーオイルで有名な某社の筆記試験
(ちなみに敗色濃厚)に行く途中、小学校時代の友人に
声をかけられた。偶然にも、同じ会社の受験だった。
就職にも力を入れていて、試験も「簡単だった」と豪語する彼に
最初のうちはちょっと臆してしまったが、
帰りの電車では小学校時代の話に花が咲いた。
また先日は別の小学校時代の友達と久しぶりに会う機会もあった。
小学校時代の思い出は、少しづつ抜けてきてはいるけれど、
昔話をしだすと、色鮮やかによみがえってくる。
ほんの少しの胸の痛みを伴って。

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よく、自分の事を「変わった人間」と紹介する人が多い。
別に何が普通で何が変わっているなんていう判断基準は
曖昧なのだけれど。ただ、僕の場合、小学生にしては
ずいぶんと「変わった小学生」であったのかもしれない。
その判断は以下の話を読んだあなたにゆだねることにする。

〜小学1年生の最初の授業参観にて〜
「みんなの夢を絵に描いて発表してください」という授業。
男の子は「プロ野球選手」とか「宇宙飛行士」、女の子は
「花屋さん」、「ケーキ屋さん」などなど。
ほほえましい絵が掲げられるたびに父兄の視線が集中。

ここでおじゅん少年は考える。
「みんなに注目されるような、一風変わった夢にしよう」
いや、別に注目される事が目的ではないのだが、
そんなことに気づかぬおじゅん少年は家の絵を書く。
ん、大工さん?

先生「おじゅん君の夢は?」

おじゅん「素敵なお嫁さんを見つけて子供のたくさんいる
幸せな家庭を築くことです」(真顔で)

恐るべしスーパー小学生。
父兄の間からは失笑が漏れ、わが父親は赤面。
小学1年生にして少子化、家庭内別居、セックスレス、
犯罪の低年齢化など現在言われている家庭の問題を
すでに予見していたのだ。

もちろん今も夢に向かって驀進中・・・。


おじゅん |MAILHomePage

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