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先日、綿棒やベビーオイルで有名な某社の筆記試験 (ちなみに敗色濃厚)に行く途中、小学校時代の友人に 声をかけられた。偶然にも、同じ会社の受験だった。 就職にも力を入れていて、試験も「簡単だった」と豪語する彼に 最初のうちはちょっと臆してしまったが、 帰りの電車では小学校時代の話に花が咲いた。 また先日は別の小学校時代の友達と久しぶりに会う機会もあった。 小学校時代の思い出は、少しづつ抜けてきてはいるけれど、 昔話をしだすと、色鮮やかによみがえってくる。 ほんの少しの胸の痛みを伴って。
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よく、自分の事を「変わった人間」と紹介する人が多い。 別に何が普通で何が変わっているなんていう判断基準は 曖昧なのだけれど。ただ、僕の場合、小学生にしては ずいぶんと「変わった小学生」であったのかもしれない。 その判断は以下の話を読んだあなたにゆだねることにする。
〜小学1年生の最初の授業参観にて〜 「みんなの夢を絵に描いて発表してください」という授業。 男の子は「プロ野球選手」とか「宇宙飛行士」、女の子は 「花屋さん」、「ケーキ屋さん」などなど。 ほほえましい絵が掲げられるたびに父兄の視線が集中。
ここでおじゅん少年は考える。 「みんなに注目されるような、一風変わった夢にしよう」 いや、別に注目される事が目的ではないのだが、 そんなことに気づかぬおじゅん少年は家の絵を書く。 ん、大工さん?
先生「おじゅん君の夢は?」
おじゅん「素敵なお嫁さんを見つけて子供のたくさんいる 幸せな家庭を築くことです」(真顔で)
恐るべしスーパー小学生。 父兄の間からは失笑が漏れ、わが父親は赤面。 小学1年生にして少子化、家庭内別居、セックスレス、 犯罪の低年齢化など現在言われている家庭の問題を すでに予見していたのだ。
もちろん今も夢に向かって驀進中・・・。
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