彩紀の戯言
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ひざこぞう。
私は今までの戯言で「ケガをしている」という言葉をたまに使っている。 真相を書かなかったのは、いつか大々的に書いてやるんだ!という魂胆があったため。 まだ、完治していないので現在進行形なのだがとりあえず一区切りついた模様。
っくぅぅぅぅぅぅぅ!2ヶ月半の73本の注射治療が終了!!! この日をどれほど待ち望んだことか!!パンパカパァァァァァン!
半分は膝に注射。もう半分は腕への筋肉注射。しかもかなり痛い。 「なんだ!そんな数。」と思う人もいるかもしれない。いや、いるだろう・・。
しかし、私は物心が付いてからは入院をしたことがない。 急性アル中になって点滴を受けたこともない。献血の経験もない。←自慢できない 小中学校での予防接種以外の注射は、勤め先の血液検査ぐらいしか記憶がない。 (なんで、女子の肝機能検査までするんだ?お酒好きな私が入社したから?)
だから注射なんて大嫌いだし、自分が打たれているところを見たこともない。 そんな私が1日おきの注射に耐えたのだ!いいこ、いいこ。なでなで。
そして、私は今まで大きなケガをしたこともなかった。 私が言う大きなケガとは「骨折」とか「捻挫」とかそんな程度だが・・・。これもない。 なにしろ学生生活のほとんどを水泳部員として過ごしたため、 そういったケガには縁がなかったのだ。せいぜい足をつる程度か?
足がつったら長い休憩を要求し練習をサボるため、記録の伸びない選手だった。 スキーもバイクも安全を優先し、いつまでたっても下手だった。 世間ではこれを、努力と度胸が足りないタダの凡人と言うかもしれない。まぁ、いいや。
そんな誉められもしない努力?を続け、健康に暮らしてきたのに・・・・。 なんで・・・なんで、トイレですっころんで靱帯を剥がさなきゃいけないんだぁぁぁ!? スポーツでも交通事故でもなく、ただ・・・ただ、すっころんだだけで!! しかも、場所がトイレェェェ???人に説明するのも恥ずかしいじゃないか。
誤解を受けないために説明しておくが、Gパンを履いた瞬間に転んだ気がする。 トイレに段差があったわけでもないし、きれいに掃除されていた。 だから、尻もちを付けばよかったのに、なぜか膝を曲げしゃがみ込んだ状態で バランスをとろうとした・・・・様な気がする。実際にはあまり覚えていないのだが・・。
膝に激痛が走り、膝がいつもとは違う形をしていた。 すぐ立ち上がれば良かったのに、何が起きたか解らずボーゼンとする私。 トイレだったので人に助けを求めるわけにもいかず、自力で立ち上がった。 (だから、なんでトイレなのよぉぉぉぉぉぉ!!)
翌日、パンパンに腫れた膝を医者に見せたところ靱帯剥離と判明。 剥がれた骨の部分から出血。なんだそりゃ?骨から出血??? そんなこんなで私の膝には常にテーピングと湿布、さらに包帯が巻かれることになった。
治療の時しか膝を見ることができないのだが、2ヶ月近くたった頃・・・ 毛穴が目立ってきたような・・・・・?????ぷつぷつ。 不思議に思っていると・・・・・・なんと毛が生えてきたのだ!!
膝に毛だよ。膝に毛。普通、男性でもあまり生えてないと思うんだけどなぁ。 しかも、妙に色が濃い。すね毛より明らかに濃い色をしている。 そして、その膝毛(勝手に命名)はすくすくと育った。ふわふわ。なんだか、かわいいぞ。
これ、どこかで見たことがあるんだけど・・・・・あ゛――――! 「飼ってもい〜い?」「また、子象なんて拾ってきてぇ!」というCMをご存じだろうか? 家の中に子象がいるのだ。頭にフワフワな毛が生えた子象。
あはは〜〜!私の膝は子象の頭にそっくり!!
そして、私の膝子象・・ではなく膝小僧は今日2ヶ月半ぶりに水浴びをした。 今まではビニールに覆われていたのだが、本日解禁だ!うれしい。 しかし、まだ湿布と包帯はまだはずせないらしい。私の膝毛はどこまで育つのだ?
先生は全く日が当たらないから毛が生えるだけで気にしなくていいとおっしゃる。 そして、包帯が必要なくなれば自然に無くなると・・・。 ふぅ〜〜ん。そうなの?日が当たらない部分ってたくさんあるけど・・・・(謎)
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