彩紀の戯言
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三十路女だって忘年会。 先日、高校の同級生とちょっとお洒落なイタリアンなお店へ飲みに・・・ ではなく、食事に行った。(^^ゞ
5人中3人が主婦なため、やれ大根の保存方法だの、 冷凍野菜はお買い得などとガーリックよろしく生活臭い話が飛び交う。 これでは誰もナンパしてくれないな。(してほしいのか?)
時節がら「お節料理」の話も出てくるのだが・・・。
そもそも私はお節料理が好きではない。 豆類も酢の物も得意ではないのでちょっぴりつまむ程度。 かまぼこやダシ巻き、ハムを食べるくらいでなにも正月でなくても・・・。
実家では私の父が総菜屋に勤めていたので一番安いセット(ケチ!)を 必ず年末に頂いてきた。したがって母がせっせと作る姿を見た記憶もない。 せいぜい煮物を作っただけではないだろうか?
「お節料理」と言うモノは母親が正月三が日くらいは楽をしようという目的のために 作るもんだと私は思っている。 昔は外食をすることも少なかっただろうから重宝したのだろう。
しかし!!今は正月だって飲食店は営業している。 カレーも良いけど、お寿司や焼き肉ならなお良いという時代なのだ。 私だって学生の頃は特別手当を貰ってくるくる寿司でバイトしていた。 ○○家ご一行様のような大人数でいらっしゃるからそれはもう大繁盛。
あわや日本文化喪失の危機かとも思ったがどうやらそうでもないらしい。 デパートや料理屋などのお節セットが飛ぶように売れている。元旦用か? 5万も10万もするお節には何が入っているのだろう?興味津々。
まさか、トリュフやフォアグラが入ってるんじゃないでしょうねぇ? せめて伊勢海老くらいでとどめておいて欲しいものである。 日本の文化が・・・あぁ。
さてさて、今年の秋に結婚した新米主婦から質問。
「ねぇ、ねぇ。お節料理って作ってるのぉ? 私さぁ、作れるモノもあるけど、作れないモノの方が・・・」
先輩主婦の2人は打ち合わせしたかと思うほど息もピッタリに 彼女の言葉を遮った。
「作るわけないじゃ〜ん!!お節は実家で食べるモノ!!」
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