彩紀の戯言
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2003年08月04日(月) |
夏休み写真日記・薪能 |
行って参りました。薪能。 能です、能。あの能です。 夏の夜、野外で薪を炊いて行うから薪能。
突然、このような文化に触れたいと思ったのはあるマンガを読んだから。 「花より花の如く」成田美名子著。 能の世界にいる憲人さんのお話です。 ちなみのこの憲人さんの妹が彩紀さんです(笑)。 よもや、また登場するとは…。
話を戻して。 高校生の時に一度見たことがあるんだけど… 能だったか狂言だったかすら覚えていません( ̄▽ ̄;)。 どうも県立高校生は必ず見せられて鑑賞させていただいたようです。 なんとか教育の一貫ってヤツ。
この時は立派な能楽堂でしたが、今回の薪能は特設能楽堂です。 名古屋城内の敷地に作られていました。 立派な能楽堂が名古屋城横にもあるんだけど、 それでは気軽に足を運べないから特設されたんだと思います。
ただ今、名古屋城では名城夏まつり開催ちゅー。 「知らなかったモノを1つ減らそう」という主旨?で薪能が催されているようです。
この日の番組は「橋弁慶」。弁慶と牛若丸のお話。 実はこのお話…私は内容をよく知らないんですけど… 弁慶が橋の上で千人切りをしていてあと1人!ってときに牛若丸に負けてしまい、 家来になる。だったと、記憶していたんですが(^^ゞ。 この「橋弁慶」では牛若丸が悪者です(笑)。 橋の上で牛若丸がばっさばっさと切っているので討ち取ってやろうと 弁慶が出かけていって…やられちゃうんです(笑)。
自称プチカメラウーマン。ガンバッテ撮影してきました(爆)。 座席最後列の「後ろ」にスタンバイ。立ち見の一番前です。 だてにストリートショーや大道芸を回数こなしておりません。 人の頭が比較的邪魔にならない位置を確保です(爆)。
当然ですが暗いんですよ… 某ショーで夜間撮影に慣れてはいるのですが…難しかったです。 せめてもの救いは動きがスローなこと(爆)。 ただ…初めて見るので…シャッターチャンスがわからな〜〜〜い!
プロとはいえ、個人の写真を無断で掲載していることになります。 問題があるようでしたらご指摘下さいませ。

左から囃子方(大鼓、小鼓、笛)。で、4拍子ではありませんでした。 右側のお二人は地謡。すみません3名いらっしゃったんですが切れちゃいました。
中央に見えるのはビニールシートなんですが… 12日間、毎日違った番組が演じられるので雨よけだと思います。 ちょっと雰囲気ぶち壊し…かな(^^ゞ?

シテ(主役の弁慶)の前に子方を載せるのも失礼に当たるんでしょうが… 暗いからなかなか上手く撮れないんです(>_<)。 この頃になってようやくそこそこ撮影できるようになったので(^^ゞ。 あっ、牛若丸です。
お名前とお歳から推測するとシテのお孫さんではないかと思います(*^^*)。 小学3年生だそうですが堂々と演じていらっしゃいました。

弁慶でございます。橋掛り(舞台右に必ずある橋)での撮影です。 見えにくいですが、ちゃんと松もあります(笑)。 左下に小さく?灯っているのが薪…。 三脚がないので(限界のシャッター速度)、小さな薪に見えるというか(^^ゞ。 牛若丸をやっつけに来たところです(*^^*)。

この日、最高のシャッターチャンス(*^^*)。 雰囲気出てるでしょ?自画自賛。 このあと牛若丸が弁慶の長刀を蹴り飛ばして、決着が付いた様な気がします(^^ゞ。

そして弁慶が牛若丸の家来になったことを表現しているシーン。 (だと、勝手に思ってます(^^ゞ)
いかがでしょう? 雰囲気は伝わりましたでしょうか?
素人客なので細かいことは判りません。 言葉も英語なみに解読不能です。 ゆっくりとした動きの中にはたくさんの意味が含まれているのでしょうが もちろんそれも解りません。
でも、興味を抱いて能を鑑賞したのは初めてで、 それだけでも私には価値のあることです(*^^*)。 教育テレビで放送されてたら見るかもしれないなぁ(笑)。
できれば…面を着けた番組を見たかったんですよ… 狭い視野で演じている苦労を感じ取ってみたかったから(^^ゞ。 マンガを読んでいる方だったら解って貰えるかな(笑)。
以上、夏休み報告・第1回でした(*^^*)。
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