今日はうちの会社の平井さんのお話。
平井さんは部署は違うのですが、仕事上どーしても連携プレーしなきゃなんない人でして。ちなみに彼は50過ぎのおじさんです。(この点、忘れずに)
平井さんは最近この会社に入ったため、現在の仕事は全く不馴れです。 だから、まあ、思い立ったら直感的に電話を掛けて来て、何でも質問してくるというのには、目をつぶってあげなくもない。
中途半端に質問するから、こっちが振り回されるのは、まあ、がまんできなくもない。
お昼休みに食堂にやってきて、いきなり伝票番号言い出すのも、なんとか耐えてやる。
戻んないと分からないって何度でも言ってやろう。
だが、今日、どうしようもなく腑に落ちない出来事があって、この私もしばらくぶりにハラワタが煮えくり返ってしまった。
事の発端は、一本の電話。 今日も何度も掛かってくる平井さんからの、その中のひとつの電話だ。 こっちは何かと忙しい時期でもあるので、あんまり下らないこと(もーしわけないが平井さんの電話の8割は下らない質問だ)ではホイホイ電話して欲しくないのであるが。それでもこっちは「声の笑顔」で対応してるのだ。
ここからは、会話を読んでいただく。
平井さん「ああ、みぅこむさん?あのねえ…」
みぅこむ「はい、なんでしょう」
平井さん「…漢字、間違ってるよコレ」(どうやら手書きの伝票を見ているらしい)
みぅこむ「あ、そうでしたか、すみません」
平井さん「商品名の、コレね、○の漢字間違ってるよ」
みぅこむ「間違ってましたかー」
この伝票は、すでにメーカーで処理され、平井さんがパソコンに入力する処理を残すのみであり、それって大した問題ではないのでは…。
平井さん「この漢字、書けないの?いや、伝票書く時自信ないんだったらね、ちゃんと辞書引いて調べてから書いた方がいいんじゃないかと思うけどね」
みぅこむ「…」
私は素早くその伝票控えを見た。
…短い棒を一本引き忘れている。
ほんとにちょびっと引き忘れているだけである。
自信なくて間違えたというより、うっかり忘れただけの間違いである。
というか、この間違いを見つけて指摘するこの態度、まさに重箱の隅をツツくという行為。
もっと大間違いしているのならば私だって素直に謝る(というかすでに一度謝っている)。
しかし、こんなちびっちゃい間違いひとつで、しかも平井さんの処理には99.9%以上迷惑が掛かっていない間違いである。
それをなぜこんなにもネチネチと…もう彼は私が「漢字の書けないバカ」とでもいいたげな口調なのである。
もうあまりにもうざったくなったので、こちらも「自嘲」手段に出た。
みぅこむ「すみませーん、ワタシ、バカ丸出しですねぇ!!」(心境:心にもない歌を詠みて…)
『バカ丸出し』を強調しておいた。
平井さん「いやいや、そういうことじゃないんですが…」
そのあとも、ネチネチコネコネとこねくりまわされて、切られた。
…
ていうか、用件、もしやそれだけ…?
なんなのさ、ただそれだけで電話するか普通ーーーー?!(ノ`△´)ノ
よっぽど暇を持て余してると見た。
これは、私への宣戦布告ととってもよろしいのですね?平井さん?
今まで数々の下らない質問や処理も笑顔で手伝って来た私への宣 戦 布 告ですね??
受けて立つわよ!!アンチキショウ!OLなめんなよ。
こうなったら何が何でも取り入って、反対に手玉にとってやる!(なんつう作戦)
見てろよーーっ!!(バックには炎)
新人OLはこうして、日々のストレスをバネに毎日乗り切ってるのでありました。
後で平井さんと付き合いの長い同僚に聞いたら、
「昔っから揚げ足取りが大好きな人なんだよ!これで分かったでしょ?!彼の害が及ばない人にはすごくいい人って言われるけど、関わり深い人ほど、大嫌いってみんな言うね!」
はい、全くです…。 ( ̄ー ̄)o゛プルプル