| 2004年01月29日(木) | オークションと日本地図 |
たまにネットオークションを利用するけれど、
そのたびあらためて日本地図を眺めてしまいます。
ふだん、自分の住んでいる宮城県とか、東北とか、
遠くてせいぜい友だちのいる東京ぐらいとしか
連絡を取り合っていないわけだけれど、
ネットオークションで取り引きする相手は
日本全国津々浦々なわけで、それがまた思わぬような
遠く離れた場所の方だったりすると、
思わず「MapFan」でその場所を確認してしまうのです。
聞いたことのない地名が日本海に浮かぶ小さな離島だったり、
あれそういや三重ってどこだっけ、だったり、
そうして地図を見て確認するたびに、
「ああ遠いなあ」と感心して
別にだからどうというわけでもないのだけれど、
ただ納得するのです。
「遠いなあ」とか「広いなあ」とか
近場にしか出歩かない生活ではあまり思わないからなあ。
そういえばインターネットが普及していなかった頃、
雑誌に投稿していらない服の買い手を募ったことがありましたが、
同時に５人から購入希望の手紙が来てしまったので、
先着順とは名ばかりで、手紙の内容や字や便せんからその人柄を感じ取って
自分が譲りたい相手を決めて、お返事の手紙をだしたものでした。
ごめんなさいの相手には、ちゃんとごめんなさいのお返事をだして。
全部が今から比べるとゆっくりしてたよなあ。
雑誌に掲載されるまでの時間
掲載されたのを見て手紙が届くまでの時間
届いた手紙を見てお返事を出すまでの時間
相手から代金が届くまでの時間
相手に商品を発送するまでの時間
ネットオークションなら３、４日で済むものが
あの頃だとまず掲載されるまでに１ヶ月は待ちましたからね。
あれはあれで、よかった。
でも今さらあれに戻れと言われたら…キツイかもしれない。
モノを売り買いするスピードが上がるのは嬉しいけど、
ネットオークションは応対に「迅速、迅速…」と気がはやって、
私は結構疲れてしまうんですけどね。
そんなことを言いつつもまた落札してしまった今宵。
