心の切り取り保存

2002年10月09日(水) ポプラ ローソン セブン

スカートが短くて
ルーズソックスなんてはいていた頃だっけ

顔を上げて
空を見上げて
こぼれてきそうな涙をこらえてた

淋しくて、からっぽで穴がぽっかりあいてた。
誰かにいて欲しくて
誰かに埋めて欲しくて
真実がどんなものなのか知りたくて

ただその日が来るのを待つしかなかった

でも、今なら分かる
今のあたしならあの時のあたしに答えてあげられる
そんなあたしになれたのは貴方がいてくれたからで。
貴方がこの孤独から救ってくれたからで。

日々巡る中で
同じぽっかりあいた穴を見つけてしまった。
同じ想い同じ淋しさ。
あたしの穴を貴方が埋めてくれたように
あたしも埋めてあげたい。
あたしにならその穴が埋めてあげられる。
そんな気がするんだよ

でも、そうだね。その通りだよ。
今のあたしだと
今の気持ちのままだと
埋めてあげることも
抱きしめてあげることもできない
傷つけて、穴をひろげてしまう。

嘘はつけない
偽りも許されない
目を大きくあけて
耳をしっかり働かせて声を聞いて


あたしの手は大きくないんだから…。





キュウ


 < 過去  INDEX  未来 >


ちゃま [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加