ずっと ずっとずっとまえ____2002年03月21日(木) |
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今、やっと気持ちにゆとりがでてきた。 2月中は、なかなかすごかった。
東君平という童話作家の作品に、 改めて触れる機会があった。
ずっと ずっとずっとまえ ぼくのいえに いぬがいた
こいぬを うんだとき こやを のぞいたら ぼくのてに かみついた
そのきずは いまでもあるけど おやいぬも こいぬも もういない
ずっと ずっとずっとまえ ぼくは もりのなかへ セミとりにいった
そっと あみを ちかづけるのに セミは さっと にげていった いくら やっても とれないので クモのすに かかって あばれていたセミを もらってきた セミは うれしそうに ポケットで 「ジッ」といって ないた
(くんぺい ずっと ずっとずっとまえ より)
白地に黒の切り絵も、すごく素敵で。 前に軽井沢行って、くんぺい童話館に入った時は、何も感じなかったのに。
感受性のアンテナって、常に自分から伸ばしておかないと、なにも見えないんだねぇ。
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