| 2005年05月10日(火) |
Qちゃん独立に思う。 |
マラソンのQちゃんこと高橋尚子選手が独立。 「小出監督と訣別」なんて見出しを見て驚いたけど、 よくよく見るとどうやらケンカ別れではなさそうだ。
シドニーで金メダルを取ったのが2000年。 その衝撃も今となっては、野口みずきに上書きされ、 やっと復活しそうになった矢先に怪我してしまったり、 良い記事を読んだ印象がなかった。 だから今回も「ケンカ別れ」なんてイメージだったのかな。
監督とマンツーマンで練習して極めたシドニー五輪。 その時の輝きを求めて、当時の環境を望んだのだろうか。 いや、監督を独り占めできない今のもどかしさから なんとか抜け出して活路を切り開きたい、というのが正解か?
「小出カントクほど私を指示できる人はいないので、 監督のような人をつける予定はないです。」
この言葉に、強い絆を感じた。 きっと彼女はこれから、姿なき監督に従って練習するのだろう。 直接聞かなくても、もし監督ならどんな指示をするのか、 そこまでもう彼女自身がわかっているのかも知れない。
自分の中に「カントク」を作ってどこまでやれるか。 復帰戦(秋かな?)がとても楽しみになった。
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