夜中の3時に起きて、世界陸上を見た。 400Mハードルの決勝を見るためだ。
準決勝でなんとかタイムで拾われた為末は、 タイム的には8番目の選手だった。 だが、決勝の結果は3位、銅メダルを獲得! 最後は他の人と接戦だったので気力で体を傾けて、 ゴールした後にコロンと転がってしまうほど。 それがなかったら4位だったかも。 あれは気力だなぁ。
何か奇跡でも起きないか、と本人は願っていたらしい。 するとまず当日に豪雨があり、プログラムに変更があったりで、 だんだん若い選手の心に焦りが出始めていたのを、 為末は気づいていたそうだ。願ってもないイタズラである。 だが、それを自分の糧に出来る強さを身につけているのがすごい。 若さとか勢いとかとは違う、苦労をしなければ身につかないもの。
3位決定を確認して、雨のトラックに崩れて泣いている姿に感動。 インタビューで「日本のファンにメッセージを」と言われ、 「明日も仕事なのにお騒がせしました」みたいなコメント。 いやはやホント、騒ぎましたよ、心が。^^
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