柵の向こう側にある階段。 もう何年も人が踏む事の無い階段。 夏になると草が繁殖しすぎて その存在すらほとんど 分からなくなっているけれど。 いつか1度は下りてみたいと思ったり。 その階段の続く先は・・・・・・? |  |
こんな場所が市役所とか県庁とか官庁が建ち並ぶ中に 広がっているんだからなんか不思議だ。 日常の中の非日常・・・ってなんかの小説だっけ? 恩田陸の「光の帝国」の「草取り」でも可か。 世界を破滅に導く草が一般人には見えないうちに どんどん繁殖してビルを覆い人を覆いっていう。。
結局なんのための階段なんだろう。 昔、名古屋城の外堀の中を走ってた市電の名残なのかな。
 現実の中に忽然と現れる其の非現実に私は憧れ、
或いは怯えていたのかも知れぬ
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