diary



2003年08月19日(火)



こんなものの ために 生まれたんじゃない


昨日、「公園に黒い仔猫がいるよ」と母に教えられたので
いそいそとカメラぶら下げて公園に行ってみた。
遠くから小さい仔猫が2匹寄り添ってるのが見えた。
近寄って見て、、、カメラを構えられなかった。
・・・・2匹とも両目がボンドで閉じられている。
片方は光はなんとか見えるようでこっちのほうを向くけれど
もう片方は全く無反応。
どうしようもなくなって帰った。
小さな子をつれた若いお母さんが撫でているのが見えた。
そのお母さんが離れるとその後を見えない目で必死に追いかける片方の仔猫。
その人が居なくなった後様子を見に行った。
2匹はダンボールに入れられていて
私のいるほうを見る仔猫と、見えない目を空に向けてか細く鳴く仔猫。
またどうしようもなくなってしばらく眺めていたら
さっきのお母さんがネコ缶を持って戻ってきた。
獣医に連れていったところでその後を自分が世話できるわけじゃない、
可哀想、けど、でも、、、ネコ缶を食べる仔猫をふたりでしばらく眺めて
やっぱりどうしようもなくなって帰宅。
夕方、見に行ったら2匹とも居なくなってた。

あたりを探しても見つからず、2匹とも遠くまではあるけないはずだし、
それならきっと心優しい人が保護してくれたに違いない、と
何もしてやれなかった私が思うのは身勝手だろうか。
それでも、あの手のひらに乗る小さな重みが、ふわふわの毛が、
柔らかい肉球が、温かさが、どうか無事でいて欲しいと心底思う。
人間のした酷い仕打ちを仔猫達に本当に申し訳なく思う。
本当にごめんね。


そんなショックな出来事に遭遇しつつも
本日、免許取得。
もうこれで合法的に車乗れるよ。
夏が戻ってきた。


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