2003年06月12日(木) |
思考の渦シリーズ(文) |
小説や物語など、文章というものは何でも、 書く時は自分の中にある世界を外に出し、 他人にも、又は未来の(というか後の)自分にも わかるように言葉によって構築する作業だと思う。
また、読む時はその文章の世界を自分の中に構築するのだと思う。 その構築過程がスムーズであればいい文章だといえるのかもしれない。
ところで、推理小説に代表される、 トリックのある文章というのはやはり面白いですね。 この場合、オチに繋がるタネや伏線をどれだけさりげなく盛り込むか、 というのが書き手の醍醐味ではないでしょうか。 一番難しいところともいえるでしょうね。
読者が「ああ、あれがここで関わってくるのか」と思い、 前のページを思い出す、もしくは、読み返す。 それが作者にとっては嬉しいことなのかもしれない、 と、最近ふと思いました。
しかし、よく考えてみると、それは2次的、3次的な喜びで、 一番嬉しいのは、書き上げた瞬間かもしれません。
私はまだ何かを「書き上げた」と感じたことが あまりない。全くないかもしれない。 それでも、他人から良い評価を受ければ嬉しい。 それで、なんとなく、「書き上げた」ような気になってしまう。
自分の世界に没頭して、「書き上げた」という喜びを感じてみたい。 それが、今の、私の夢の一つです。
……この文章、わけ分からないですね〜。
今日の一言:匂う!
校舎の入り口のわきに、花が咲いているのですが、 それがすごい匂いを放っています。 なんだか甘い香りで、ずっと嗅いでたら酔いそう。
私はけっこう、ハーブとか花の香りが苦手です。 フルーツ系が好きです。というか無臭が好き。
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