2002年11月10日(日)<<<イルミネイション
陽が傾くまでずっと部屋のなかにいた。
あのひとに抱く嫌悪感とは違う。 触れられるのが気持ちいい。 だけど。
どうしてもだめだった。 昼間で、明るくて、自分の身体に自信がないから?
夜はすこしだけ街デート。 手をつないで歩いて 一緒にクレープを食べた。 冬季限定のイルミネイションの下でキスまでされた。
いいのかな。 誰かに見られたら困るのはあなたなのに。
って思ったけど、 たとえ目撃されたとしても あんなのただの遊びだよって笑えばそれですむのかも。 私なんか、それだけの存在でしかないのかもしれない。
それでもいいや。
友達との約束をキャンセルして一緒にいてくれた。 それが新しいおもちゃに対する好奇心からだとしても、 十分嬉しかったから。
昨日は一応あのひとにメールした外泊。 今日は無断。
もう、いいや。
この場所は居心地がよくて まだしばらくここにいたいと思った。
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