フーチーひとりごと。
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俺には俺のスタイルがある。 生き方、物の考え方、笑い方、泣き方、怒り方、なぐさめ方・・・。 魚の食べ方だって、箸の持ち方だって、寝る時の向きだって。細かく細かくaあげていくときりがない。そして、その小さいスタイルの集まりが俺を作っている。
生まれた時に両親から譲り受けたもの、24年間で自分で見付けたもの。その中で変化していった物と言えば・・・。恋愛のスタイルだと思う。 誰にでも理想の恋愛スタイルってのはあると思う。俺も、はじめて彼ができた時その彼と付き合っていくために一生懸命だった。彼と話しをして行くうちに彼の好きなこと、嫌いなこととかわかってきて、俺はその彼のために彼が嫌な事はしないようにしてたし、彼の嫌いなタイプにならないようにしてた。
本当はそんなんじゃないのに自分のスタイルを彼に合わせてた。今だから言えるけどそれはしんどいことだった。 彼は俺を好きでいてくれたし、愛してくれてたとも思う。けど、彼は自分を押し殺した俺を好きであって、本当の俺のことは知らない。ありのままの自分をさらけだしても彼は俺のこと好きでいてくれたかどうかはわからないけど、彼と付き合っていく上では少なからず彼の好みの自分でありつづけなければならないように自分で自分を追い込んでた。 別れた理由は別にあるけど正直ホッとした部分もあった。
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